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Yearly Archives: 2016

2016年12月21日

伝説を纏え / ニールプライド NAZARE ltd

完成したスペシャルカラーの『NAZARE ltd』。ブラックアウトされた105コンポーネントと車体色のマッチングが素晴らしい、純正のようなまとまりの良さが特徴的。

ってなわけで今回は、ラモーンズおすすめのカスタムメニュー『オリジナルカスタムペイント』で仕上げた唯一無二のバイクをご紹介!!

モーターサイクル&カーカスタムの世界では手法の1つとして完全に定着している『ペイント』。自転車業界だと大手メーカーの高級フレームやオーダーメイドフレームくらいでしか見かけませんが、こんなに楽しくてカッコイイ事をほっとく事はできませんので、ラモーンズではどんなバイクでも対応します。

たとえば、思い入れのある大事なフレームを『補修ついでにオリジナルカラーで塗り直し』たり、または『組み上げる前にメーカーが用意していないカラーリングや、好きなモノをモチーフにしたパターンで塗ったり』と、自由自在。様々なアプローチでオリジナリティを演出しましょう!!

さて、今回は後者。ニールプライドのナザレを完成車を真っ新の状態から一度全バラし、フレームをカスタムペイント。メーカーロゴ入りのステム・ハンドル・サドルはそのまま活かしつつコンポをフルブラックの105で合わせる事で、性能をアップしながらもフレーム以外のカラートーンを抑えて統一。オレンジのアウトラインの美しさを強調させました。

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ディアブロ

ニールプライド ディアブロ

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カスタムペイントのモチーフとして選んだのは、ニールプライドのバイクブランドとしての黎明期を支えた伝説的な名車『ディアブロ。多くのサイクリストの心に『NEIL PRYDE』の名を刻んだ名車の、その特徴的且つ独特なカラーリングパターンを復活させ、オーナーのパーソナルカラーをミックスしたスペシャルペイントはまさに唯一無二の出来となりました!

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nazare ltd

フロント / ブラケットカバーにはオレンジのラインが入った「鮭の握り」こと『SHAKEs GRIP』を採用

nazare ltd

後方上面 / ネック部の立体的なターゲットマーク、そしてオレンジのラインが特徴的なアップビュー

nazare ltd

ヘッドチューブ/ネック前部にNAZAREロゴ

nazare ltd

トップチューブサイド/ここにもNAZARE

nazare ltd

トップチューブ上面/細かいラメの入ったブランドロゴ

nazare ltd

シートチューブ側面/メインのブランドロゴはシートチューブサイドにアウトラインでドロップ

nazare ltd

チェーンステー内側/見えにくい部分にも気を使うのがお洒落の基本。オレンジラインの始点にターゲットマークが映える

The only one. #ramonbikes #neilprydebikes #nazare #diablo #custompaint #kustom #beautifulbike

RAMON BIKESさん(@ramon_bikes)が投稿した写真 –


インスタグラムでは本国ニールプライドアカウントからも賞賛の言葉をいただきました!^^

塗装は今回も勿論、ラモーンの盟友で国内屈指のカスタムペインター Haughty Paint の武岡氏が担当!
幾多のショー・コンテストでペイントアワードを獲得している超一流のペインターが仕上げるカスタムペイントは、やはり仕上がりが違うぜ!!

因みに、過去にも数台のバイクをインパクト抜群のペイントで仕上げていますが、今回はシックかつ纏まりの良さを重視した仕上げにしていただきました。(過去の作品の一部は↓)

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スライドショーには JavaScript が必要です。

「やってみたい!」と思った方は、まずはモチーフを決めてご来店ください。

打ち合わせの際はなるべく少人数でお越しください。たぶん意見がまとまらないので・・・(写真は本文と一切関係ありません)

*打ち合わせの際はなるべく少人数でお越しください。たぶん意見がまとまらないので・・・(写真は本文と一切関係ありません)

モチーフは何でもOKです。レーシングカーやバイク、戦闘機やロボットなど、好きなモンをベースに考えるとテンション↑だぜ!

モチーフは何でもOKです。レーシングカーやバイク、戦闘機やロボットなど、好きなモノをベースに考えるとテンション↑だぜ!

流れとしては、始めに東京秋葉原のラモーンズで方向性や大体の色指定、または何処まで任せていただけるかをミーティングした後、ラモーンが神奈川のハウティペイントアトリエに『実際に塗る対象のフレーム』とオーナーのアイデア、そしてモチーフの写真データや色見本を持ち込み、入念な打ち合わせを行った後、決定したロゴデータなど各種マスキング用ベクトルデータを用意し、そこからカスタムペイント作業が開始されます。

ペイント前のフレーム。このままでもシックな塗り分けがカッコイイのですが、今回はコレが最後の写真に・・・

ペイント前のフレーム。このままでもシックな塗り分けがカッコイイのですが、今回はコレでみおさめ・・・

吸排気口のフィルターやアース、イオンから水蒸気除去までこれでもかと完備したペイントブース!

吸排気口のフィルターやアース、イオンから水蒸気除去まで、これでもか!と完備したペイントブース

(訳一ヶ月後)
出来上がったフレームは、ラモーンが再度、神奈川のアトリエまで直接取りに行き、入念なパッキングをして持ち帰ります。

慎重に慎重に・・・

慎重に慎重に・・・

また、今回のようなグロス仕上げのペイントは、純正塗装と違ってクリアー層が厚い(発色を良くし塗装を守るため)ので、エッジ部分からの割れや、合わせ部分からの波打ち等を最小限に抑えるため、RAMONBIKESに持ち帰った後、”部品との合わせ部分”の余剰な塗装皮膜だけを丁寧にデザインナイフやリューター等を使って削ったり均したりして、部品を1つずつ丁寧に仮組みしてゆきます。

当たり前ですが、どんな部品を何処に合わせるのかまではペインターにはわかりません。こちらであわせを仕上げていきます。

作業中(当たり前ですが、どんな部品を何処に合わせるのかまではペインターにはわかりません。こちらであわせを仕上げていきます)

・・・正直かなり怖い、時間がかかる作業ですが、コレを怠ると後の仕上がりに影響するので、絶対におろそかにはできません。部品の仮組みが終わったら、やっと本来の組み上げが開始!

そして完成!!ヤバカッコイイ!!

そして完成!!ヤバカッコイイ!!

そんなこんなで時間もコストもかかるカスタムペイントですが、純正の数段上をゆく完成度とオリジナリティ溢れるデザインで、他人と被らない自分だけのバイクが創れます!

また、”現在乗っている愛車を塗りたい”という方、今の時期であればオーバーホールとセットでの施工がオススメです。(部品外しや組み直しに関してのコストが抑えられます)

気になった方はラモーンバイクスにGO!

*注意
お電話等、口頭だけでのお値段の見積もりは出来かねます。また、塗る内容、使う塗料の種類、ロゴの数などによってコストは大きく変わりますので、まずはご相談ください。


2016年12月6日

βチタニウムリローデッド!

全国1000万人のチタン愛好家・通称ティターンズのみなさまお待たせいたしました。日本特殊螺旋工業のβ(ベータ)チタニウムの各種パーツが続々と着弾しました!

まず紹介したいのがコレ!

DTスイスRWS専用チタンシャフトです。

まずRWSがどういう製品かというのを説明すると、アーレンキーいらずで手でガッツリと締め込むことのできるスキュワーです。通常のクイックリリースだと締め込むことのできないようなトルクでホイールをフレーム・フォークに強力に固定することができます。ホイールの固定力が上がることで力を逃しにくくなりダンシング時の反応の良さや下りのコーナーリング時にハブの踏ん張り感などを体感できるレベルで性能が向上します。

今回はそのRWSのシャフト部分をβチタニウム製のものを作りました。あらかじめ言っておきたいのがこのβチタニウムのシャフトに変えることで元のDTスイス純正シャフトから劇的に剛性が上がるということはないです。それはRWSでもたらされる性能向上はシャフト剛性ではなく締結力アップに依るものだからです。じゃあなんでわざわざβチタニウムのシャフトを作ったのかというと、DTスイス純正シャフトは

折れます。

RWSのシャフトはスチールとチタンのラインナップがあるのですが、このいずれも破断報告が多数あります。これは決して元のシャフトが粗悪品というわけではなくて通常使用なら問題ないのですが、固定力が上がるほどに剛性感も上がるので、ついユーザーが締め込みすぎて起こしてしまう現象です。(ちなみに取扱説明書に書いてある推奨トルクは15N・m、この細さで15N・m。。。マジか。。。)なのでその破断対策品として今回のβチタニウム製RWSシャフトを作った次第です。
お馴染みの陽極酸化処理に加えてβチタニウムとRAMON BIKESのダブルネームでレーザー刻印も入れました。ぶっちゃけホイールに装着したら見えなくなる部分なので大した意味は無いんですがそれがいいんです!所有感とか自己満足とかマジ大事。
価格は税込みでシャフト交換済みのRWS本体セットが25,000円、シャフト部分のみ前後セットで10,800円です。DTスイス純正のチタンシャフトRWSが21,000円なのでこの価格差でβチタニウムの信頼性が手に入るのなら全然お高くないと思います。

βチタニウムのボルトが如何に破断に強いかテストしたので以下の動画をご覧ください。

ステムボルトなんかの場合はボルト自体が剛性が高いということもありますが、それよりもステムとハンドルをより強固に固定することで剛性が向上します。加えて引っ張り強度も高いわけですからハンドルをこじるような動きをしても踏ん張りが効きます。βチタニウムのボルトの特性を最大限に活かせる箇所なわけです。推奨トルク以上の数値で締めても破断することはありませんが、締めすぎると受けのネジ山を攫ったりカーボンハンドルを割ったりするのでくれぐれもご注意ください。

破断対策といえばこんなアイテムも以前作りました。

チネリスーパーコルサのシートピンです。中心のナット部分に対して両側からボルトを締めることでシートポストを固定する造りをしていて、ボルトの締め込みが緩いとシートポストは動くし、強く締めるとボルトが折れるという悪夢のような構造をした代物でしたがこれをβチタニウム製のものに変えることで完璧に解消しました。

続けてβチタニウム×RAMON BIKESのダブルネームオリジナルアイテムがこちら

ステムキャップ&トップキャップボルトです。
トップキャップボルトは汗などが溜まりやすく自転車のボルトの中でも最も錆びやすい箇所でもあります。この部分に関しては強度が云々ではなくサビ対策としてここのボルト交換をオススメしています。そしてこのトップキャップボルトに合わせてツライチでハマるステムキャップも作りました。陽極酸化処理した上でβチタニウムとRAMON BIKESのロゴをレーザー刻印しためちゃめちゃカッコイイステムキャップが出来ました。自転車に乗っている時手元にふと目線を落とすとこのステムキャップが目に入るわけです。所有感とか自己満足とかマジ大事。
価格はセットで9,720円(税込み)。

最後にこんなのも


βチタニウム製ピアスです。チタンは金属アレルギーを起こしにくく骨折した時の補強のボルトなどにも使われています。なのでピアスなどの肌に触れる部分のアクセサリーにもよく利用されており、今回は陽極酸化の色合いが美しいβチタニウムでも作ってみました。もはや自転車関係無いけどいいんです。所有感とか自己満足とかマジ大事。

そんなわけで再充填したβチタニウムの諸々のアイテムのご紹介でした。ティターンズの諸兄に於かれましてはこの機会に是非ともお試しあれ!


2016年11月23日

軽きこと羽の如し!固きこと鋼の如し!ニールプライド BURA SL

ニールプライドのフラグシップ機にして超軽量フレームの「BURA(ビューラ) SL」を組みました。

このBURA SL、フレーム重量の実測が780g、カタログ重量が720gですがこれはおそらく塗装前やシートクランプやドリンクホルダーのボルトなどを抜いての計測だと思われるので、かなりカタログ重量に近い数値を叩き出しています。とにかく軽すぎてフレームが入った箱が入荷した時は「中身入ってんのかコレ!?」とツッコんだ程です。

今回はコイツへARGON18のクリプトンからの載せ替えでした。今乗っているバイクのポジションを変えないようにニールプライドとARGON18のジオメトリー表とにらめっこしながら慎重にサイズを選び今回はXSサイズを選択しました。

生前のARGON18クリプトンさん いい人だった・・・

生前のARGON18クリプトンさん
良い人だった・・・

ハンドル周りはそのまま移植

ステム・ハンドル周りは以前のバイクからそのまま移植

FSAのカーボンシートポストが付属しています

FSAの軽くて固くてイケてるカーボンシートポスト

 


それからパイオニアのペダリングモニターはじめました!
今回はチェーンリングに付けるオニギリくんではなく左クランクに付けるタイプのセンサーのみです。左右のペダリング効率の計測などはできませんが、パワーはしっかり計測できますし、チェーンリングもシマノ以外の製品も使えるので特に楕円リングのユーザーには嬉しいものです。信頼性の高いパワーメーターの中ではこのパイオニアの左クランクのみのタイプのものが比較的安価に導入できるのでオススメです。

ホイールはシャマルの新型C17

このフレームの特徴とも言えるのが角断面形状のごんぶとチェーンステーとそれとは対照的な極細シートステーです。駆動力を担うチェーンステーに剛性を持たせ、シートステーを細くすることで振動を吸収し乗り心地の良くしようという設計です。その狙い通りBURA SLは「軽くて」「硬くて」「乗り心地が良い」というインチキ臭いフレームに仕上がっています。
実際に乗ってみると僅かなウィップ感もありながらフレームの軽さと高い剛性を生かして飛んで行くように加速していきます。雑誌のインプレなどではクライミングバイクのように云われることも多いですが登坂性能に突出しているだけでなく、クリテリウムなどでのコーナーの立ち上がりやスプリントの場面でも戦えるバイクだなと思いました。加えて乗り心地も良くてロングライドもイケるんだから万能すぎて弱点が一つも無いじゃないか!

このBURA SLは現在のカーボンロードバイクの分野において限りなく頂点に近い位置に存在する性能を持っています。ニールプライドが自転車の分野に参入したのが2011年、僅か5年の間にこれほどの完成度を誇るバイクを世に送り出してきたかと思うとニールプライドが培ってきたカーボン素材のノウハウが如何に奥深いものか伺い知ることができます。
とにかくオールラウンドでレース志向の人からホビーライダーにまで勧められるオール5な完璧(パーフェクト)超人なバイクです。
そして一つだけ間違いなく言えることがあります。

迷ったらBURA SLを買え


2016年11月9日

メメタァ!コメンサルで行くふじてんMTBライド!

少し前の台風シーズン真っ只中のことになりますが、山梨県は富士吉田市にあるMTBコース「ふじてん」に行ってきました!

ふじてんは夏場のスキー場を利用したダウンヒルコースで、登りはリフトで楽々上がって下りは位置エネルギーを開放してヒャッハーする天国のようなコースです。

あそこがリフト乗り場 あそこがリフト乗り場

係員さんが自転車をリフトに載っけてくれます 係員さんが自転車をリフトに載っけてくれます

どんぶらこ~どんぶらこ~ どんぶらこ~どんぶらこ~

リフトが上がるにつれテンションも上がる! リフトが上がるにつれテンションも上がる!

行くぜ! 行くぜ!

ヒャッハー! ヒャッハー!

たまに出てくる急な下りにビビったりしつつ たまに出てくる急な下りにビビったりしつつ

語彙が貧弱になる一同「メッチャ楽しい」「ヤバイ」「ヤバイっす」「ヤバー」 楽しさのあまり語彙が貧弱になる一同「ヤバくね?」「ヤバイ」「ヤバイっす」「ヤバー」「矢場とん」

ふじてんは初心者から楽しめるコースも設置しており、レンタルバイクもあるのでMTB未経験の人でも安心して楽しめる環境になっています。近くには富士山を望める露天風呂もあるスーパー銭湯もあって山遊びを楽しんだ後の温泉は至福でした。最後にこれまた近所にあるムースヒルズバーガーでベーコンエッグアボカドチェダーチーズトッピングマシマシバーガーで締めくくって最高に楽しい1日となりました。都心から2時間弱でMTBをこれだけ遊べる場所は中々無いんでマジでふじてんはオススメです!

何やらキャノンデールの写真が多くなってしまいましたがRAMONBIKESはキャノンデールやってません!被写体が「俺を撮れ」ってうるさかったんでこうなりました!
ラモーンは魂をアンドラに置いてきたので断然アンドラの誇るコメンサル推しです!なのでコメンサルの超カッコイイMTBを宣伝します。

COMMENCAL META AM Essential

COMMENCAL META TRAIL

はい超カッコイイ。
XC/トレイルカテゴリーのフルサスバイクMETA TRAILです。特徴的なのはトップチューブとシートステーをまっすぐに繋げたリアサスユニットで沈んだユニットの戻る力が推進力になって伸びるような感覚が味わえます。フルサスバイクにありがちなごっちゃり感も無くてスッキリした見た目でカッコイイです。ハンドリングも癖がなく安定感抜群で乗りやすさとスピードを兼ね備えたオススメの1台です。2017年モデルでは完成車価格で¥429,800を予定しているそうです。

MTB入門やフルサスバイクは高価すぎてちょっと手が出せないという人にはこちらをオススメ。

COMMENCAL META HT AM

COMMENCAL META HT AM

ハードテイルのオールマウンテンバイクMETA HT AMです。お値段は¥189,800!ハードテイルはフルサスには乗り心地や絶対的なスピードでは敵いませんが、軽量であることやパワーロスの少なさ、自分でバイクを操っている感などのメリットも数多くあります。META HTは珍しい「下り系ハードテイル」としてハードテイル特有の軽量さを生かした登りと長いストロークのサスペンションフォークを生かした下りもこなせるオールラウンドバイクになっています。決して廉価版のMETAというわけではなくスタイルよっては積極的に選択肢に入れることのできるバイクです。

あとコメンサルはプロモーションビデオがめちゃくちゃカッコイイのでこれを見て意識を高めてください。

ほら、MTB乗りたくなってきたでしょう!?そんなアナタは今すぐふじてんにGOだ!
・・・といいたいところですが実はこのブログを書いている時点で今年のMTBコースの営業は終わってしまいました。。。例年ふじてんのMTBコースはゴールデンウィークから10月の初旬くらいまでがオープン期間になっているので来年こそはRAMONBIKESでふじてんに行く企画をやりたいと思っているのでそれまでにMTB買っといたらいいんじゃないかな!


2016年11月3日

説明しよう!コレがR9100デュラエースの全てだ!!

我がラモーンズにも週末に新しいデュラ様が来たのでその紹介をば・・・

シマノの旗艦にして、レーシングロードバイクコンポーネントの頂点である『DURA-ACE』。
型番も7800 → 7900 → 9000と来ていたのに今回は頭文字にRを冠しR9100』に!

つまり今回は『ブラッシュアップ(磨き上げ)』では無く、
レボリューション(変革)』であるという事か!

モデル名からも滲み出るシマノはんの本気・・・

シマノの本気

シマノさん(想像図)

 

まあ、それは半ばコジツケですが、マジでヤバいよコレ!

シマノMTBコンポの特徴を導入した「ほぼ別物に近い設計」でありながらも、ほぼ完成された皆が思っていたワイヤードの頂点『9000』よりも全体の動きが良い!更に、それでいてユーザーが今までよりも使いやすい構成で、そのうえ悪条件に強いMTBコンポの特徴まで備えたという『全部入り』状態!!

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ヤバー!(イメージです

全部入りヤバーうまー!!(イメージです

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さて、では基本構造自体の大きな変更、そして根本的な設計の見直しが行われたDURA-ACE R9100の各部品を、実測重量やDURA9000との写真比較をしながら紹介しまっす!

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まずはクランク!否定意見ばっかりですが、実物は超カッコイイから!
ほんで軽量高剛性で変速性能も最高なんだからまあ、そりゃ文句も言いたくなるわな。

真っ黒に見えるR9100クランクだが、よく見るとセンターからアウト方向にグラデーションがかかっている

ペダリング時に1番トルクのかかる【3時方向】の回転域で剛性が最も必要な部位『クランクアームの上面中央付近』が補強されたクランクアーム。軽量で有りながら超剛性を誇り、踏力を推進力に効率的に変える工夫が随所に秘める構造。また、真っ黒に見えるR9100クランクだが、よく見るとセンターからアウト方向にグラデーションがかかっている。ネットなどで散々叩かれてたデザインだが、実はその2点以外のアウトラインはほぼ一緒。

R9100 Crank set 50/34

R9100 Crank set 52/36 カタログでの表記平均重量は621gですが、ウチの子はちょいオーバー。中身が詰まってんねん!ウソです。ホローテックですから!誤差です。

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お次はSTI!

相変わらず細身で持ちやすいグリップが更に進化!ココは9000/ 9001共によっぽど手が大きい人以外には超好評だった部分ですが、更に進化して使いやすさ倍増!シフト時のリーチも短くなって、もうなんかビックリだよ本気で。

ん?手が大きくて使いにくい?だったらブラケットにもバーテープとか巻けばいいじゃない。

STI

R9100 STI / 好評だった9001からアームを含めて若干の形状変更有り。ルックスでわかりやすいのはブラケットカバーの素材が変更になり耐久性アップしたうえ、上部にダイヤモンドカット形状の滑り止めが追加された。コレが中々に秀逸!また、見えないトコロだと、ブレーキレバーの遊び調整幅が増えていたり、シフターのギア比変更でシフトレバーのストロークが短くなり、シフト時に大幅に手首を返さなくても変速が可能に。更に前後の全く新しい構造のミラクル変速機よってワイヤーの引きが超絶軽い。もうね、電動じゃなくてもストレス全然無いの。価格的に電動アルテと悩んでる人も居るだろうけど、こりゃ悩むね。ハゲ上がるレベル。

R9100 STI

R9100 STI / ジュラエースって言ったら★ッサン認定な

R9100 STI Right

R9100 STI Right / ブラケットをよく見ると下側にも滑り留めのラインが!

R9100 STI left

R9100 STI left / 左の方が軽いのは右よりサボってるからではない。コイツも良い仕事します。

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ほんで次はブレーキ!

トッププロ選手の意見を取り入れ、形状等の大幅変更により剛性を大幅にアップさせたキャリパー。
見た目では他グレードや他社製キャリパーより前後長が有るので、なんかゴツく強烈に見えるが、まあ実際その通り。マジゴツイ。でもそんな重いわけでは無い。軽量さよりもストッピングパワーとコントロール性を重視した作りは、まさに勝つための設計と言える。正直男らしい。カッコイイ。

ごっついブレーキ/正確かつ均等に左右からリムを挟むデュアルピボットにスタビライザー(左右軸を連結するブリッジ)を加え、またアーム部のエアロ形状も変更。リブ(角部)を増やして剛性を上げている。結果ストッピングパワーはビックリするほど向上w

ごっついブレーキ/正確かつ均等に左右からリムを挟むデュアルピボット部にスタビライザー(左右軸を連結するブリッジ)を加え、またアーム部のエアロ形状も変更。リブ(角部)を増やして剛性を上げている。挟む力と比例して増える反発力(ピボットが拡がろうとする力)を受け止め、レバーから入力された力を確実に動作に変える。結果、過去に類を見ない強烈なストッピングパワーとコントロールを実現した。あとゴツイ。

R9100 Brake

R9100 Brake/エアロ形状がステキなシルエット、前後超は長め。でも慣れると他じゃ物足りなくなることうけあい。

R9100 Brake /

R9100 Brake /左右アームの間にチラッと見えるスタビライザー。車で言うところのロールケージ(ロールバー)の役割を果たす、剛性の申し子のような部品。ブッコロスぞ感がハンパない、良すぎる。

R9100 Brake Rear

R9100 Brake Rear / ブレーキ様に重量聞くとかマジ無粋

R9100 Brake Front

R9100 Brake Front / 尚、ダイレクトマウントタイプにはスタビが着かないらしい。ちょっと切ない。

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次は全く構造が変わり、その見た目から『セッティングが難しそう』『その前にワイヤーの取り回し方が謎』『付け方ミスると爆発するらしい』などと、根も葉もない噂が絶えないかわいそうなFDくん。

実際は、ワイヤーの留め方が今までとちょっと違うだけで、特に不具合を起こすような事はありません。
引きは軽くて速くて正確、一言で言うと最高です
なによりも、ロングアーチの『アーチの角度で引きの強さが変わる』『初動が重く、動き始めると急激に軽くなる』といったクセが無くなったのが大きいんですよ奥さん。

ヘーベルハ★スする事で

FD上部は、実は樹脂製のフタ。ワイヤー留めのネジを保護したり、ワイヤーの余剰分を纏めたりと大忙しだ。ヘーベル★ウスする事で留めネジが現れる仕組み。カッコイイ!でも、絶対無くすヤツが出てくる悪寒。言い訳は『軽量化の為にわざと外した』で間違い無い。・・・閉めましょうね♥︎

R9100 Derailleur Front

R9100 Derailleur Front/チェーンをサイド方向にかっ飛ばすウイングはデカくて丈夫でピッカピカ!!可動部のアームも幅広スタンスで肉抜きもバッチバチに決まってるから、高剛性で軽量で丈夫で強力。弱点が見当たらない!

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さーお待ちかね、もう明らかに一目でフルモデルチェンジが解るスーパーヤバいRDだ!

やばばー

やばばー!!まずは本体取付位置が全違う!アウターワイヤー受けの位置もインナーの留め部の位置も全然違う!さらにはアジャストボルトの位置もテンションボルトの位置も、アームやスプリングの位置もまるで違う!ガイドプーリーに至っては軸の位置自体がかなり前方に移動しているので、カセットの前方でチェーンにテンションが掛けられています。思うに、コレのおかげでスプロケット部分で以前より多くの歯に対してチェーンを押しつける事ができ、踏力トルク伝達効率の向上にも寄与しているんじゃ無いかとも・・・うーん、本当に良いなコレw

まずは、長くなったケージのおかげでSTDで30Tまで対応!イイネ!

 

スライドショーには JavaScript が必要です。

また、シャドーディレイラー化によって、『RD本体の主要な部分が元来の位置より内側にセット』されている為、ボディからディレーラーのはみ出しが少なく、転倒時や接触時などにRDやハンガーがダメージを受けづらい構成に。また、併せてハンガー取り付け部にもう一つリンクを設ける事で、プーリーを介したチェーンテンションが変動しづらく、またワイヤー受けの有る部位は、変速による位置変更がほとんどないために、『ギアポジションによる、受け部の移動とシフトワイヤーの曲がりを起因とした抵抗』が軽減されている。これらの新機構により、不整路でのチェーン暴れによる駆動系のトラブルや、ギアポジションによるシフトフィーリングの変化、さらには衝撃などを起因とする変速不備なども激減させる事に成功した。

R9100専用に新開発されたスパイラル構造のフレキシブルアウターワイヤー。エンド部のみに使用する。

右がR9100専用に新開発されたスパイラル構造のフレキシブルアウターワイヤー。エンド部のみに使用する。

また、近年のフレームメーカーによる無茶なRDシフトワイヤーの配置に対処するため、窮屈で角度のキツい取り回しになりがちなフレーム後端のアウターのみを『スパイラル構造』の特殊アウターで新設計した。コレにより、電動化しか考えてない程にワイヤーの取り回しスペースが少ないフレームでも、理想的なワイヤリングが可能となった。

微妙な評価を下している方々もいらっしゃるようですが、ラモーン的にはR9100のRDは、シマノロードコンポのブレイクスルーと言っても過言では無いと思います。だってね、こんなにMTBの技術を積極的に、しかも基本設計からこんなに色濃く取り入れて構造を変えた上に、ソレを以て『ピュアにロードでの効率を追い求めてきた今までのデュラ』の性能を上回るなんてさ、スゴイやん。メッチャカッコイイやん!

R9100 Derailleur Rear

R9100 Derailleur Rear/コレで重いとか思うんならシングルギアで走れば良いと思う

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最後にカセットスプロケット!
新型の11-30Tも見せたかったのですが、初回デリバリー分は11-28Tだけの設定だったのでまずはスタンダードなこちらをチョイス!

R9100 Cassette sprocket 11-28T

R9100 Cassette sprocket 11-28T / お馴染みロー側5枚にチタンを、スパイダーにアルミとCFRPを使用した安心の逸品。軽いだけじゃ無い!高剛性で耐摩耗性に優れ、変速も最強の安心グッズですね。 ※CFRPってのは炭素繊維強化プラスチック、まあ『カーボン』の事です。って言うとなんでデュラは(他部品含め)フルカーボンにしないのか!?という疑問を持つアナタ!それはアルミとチタンと、部位毎に使い分けをした方が色々と有利だからですね。流石のカーボンも夢の万能部材では無いので、強度や重量や耐久性(衝撃や熱、摩耗や経年劣化など含む)や、ユーザビリティ(あとデュラで気にする必要は無いでしょうが、ある程度はコストも)など、諸要素を加味した上での選択と思われます。しらんけど!

11-30というワイドギアが使えるようになって、走りの幅が拡がりました!
効率の良いギア比で踏んだ方が、無理に根性入れるより速い
ってのはもはや常識です。

速く楽しく走りたいなら、自分の力量と走る場所に合った『サポートしてくれる機材』を選択しましょう。
※このご時世に『男ギア』だの『乙女ギア』だの、ナンセンスにも程があります。

ちなみに、ラモーンズには11-32Tを使ってメッチャ速い選手がいます。ロングを競技速度(勝てる速さ)で走りきる体力と、JPT選手とトレーニングする技量を以てなお、勝つために超ワイドなギアを採用し、実際ジャパンナショナルに選抜されるだけの成績を挙げています。
実際、カッコイイよね!

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いや〜こうやって実際触って、着けて、いじって、見てみると、残念なのはプレスフィットBBくらいです。
今回もSM-BB92-41Bでもう何年も変更ないですからね。明らかな温度差が見えますが、まぁ樹脂カップの圧入方式じゃ仕方無いですよね、やりよう無いし。まあココはウィッシュボーンでいきましょう!

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・・・とまあ、気持ち悪いぐらい褒めましたが、仕方無いんです・・・・
悪いとこ探しても良くなった部分が多すぎて突っ込めないだよー!
だってさ〜、無理に粗探ししても寒いじゃん!

そんなわけで結論。

SHIMANO DURA-ACE R9100は機械式の頂点!

装着するのがTTマシンで無ければ、間違い無く買って損はありません。
次のブラッシュアップまで、存分に楽しんでドヤりまくってください^^

はっきり言って、現時点でワイヤー引きコンポの頂点はブッチギリでR9100です。

※11-30Tカセットは2016年11月中旬、170mm以外のアーム長のクランクは12月頃の入荷予定。
絶賛予約受付中です!迷ってるならイキましょう!注文待ってます!!!!w