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Monthly Archives: 7月 2016

2016年7月31日

“寿司ドラゴン”ってなんぞ!? マリノのプロコン入りとか嬉しいの巻

ペインターの武岡氏とマリノ

カスタムペインターの武岡氏(Haughty Paint)と小林マリノ(Team KOUTA C.PAULINIO)

 

早速ですが・・・

キター!!

現在、スペインのレースでも絶好調の”寿司ドラゴン”こと、
マリノ小林のNIPPOトレーニー(テスト生)加入が発表されました!

わーい!!

更に!週明け火曜日(2016-8/2)には

早くもNIPPOヴィーニファンティーニのライダーとして最初のステージレース『Vuelta a Burgos』に参加するとの事。

この『ブエルタ ブルゴス』は、『ブエルタ ア エスパーニャ』前の最終調整試合として有名なHCクラスレースで、現状で発表されている参加チームだけでも以下の通り。

VueltaBurgos TeamList

VueltaBurgos TeamList

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ブエルタブルゴスの過去の優勝者にはバルベルデ・ホアキンロドリゲス・サミュエルサンチェス・モレノ・キンタナ等の超大物が名を連ねている事からも、重要なレースとわかります!マジか!

ヤバー!!超たのしみ!!

残念ながら日本でのTV放送はありませんが、どうせストリーミングでユーロスポーツとか観られるんやからソレで  応援をお願いいたします!

 

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さて、そのマリノが全日本選手権ロードレースで着用し、注目を集めたスペシャルヘルメット

 “エアアタック 寿司ドラゴンスペシャル”

をやっとこさ紹介!!

マリノ・フェルナンデス・スシドラゴン・マリーノ

マリノ・フェルナンデス・スシドラゴン・マリーノ

★説明しよう!★

コイツはお馴染み “小林 フェルナンデス マリノ” 。
生まれも育ちも東京の生粋の江戸っ子だが、父の祖国であるスペインにて3年前から単身武者修行を続ける日本ロードレース界期待の若手である。

当然、好物は寿司。回転寿司から回らないお寿司まで、江戸前寿司の全て(海外のなんちゃって寿司モドキ除く)をこよなく愛し、『最後の晩餐は間違い無く寿司にする』と公言して憚らない、まさにリアル寿司パラノイアである。

尚、自転車に乗ると速い。

実際速い。

★ではグラフィックを見てみよう!★

スパイスの効いた「なんかズレたジャポニズムテイスト」がド迫力のグラフィック

スパイスの効いた「なんかズレたステキジャポニズムテイスト」がド迫力のグラフィック

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

なんかおめでたい感じの紅白ラインに『ラモーンバイクス』のロゴ。大漁旗だ!!ちなみにこの赤はキャンディレッドを使用しており、独特の深みの有る色合いを表現している。・・・ただの原色赤とは違うのだよ!

モチーフのドラゴンが握るのはマリノの大好物『赤身/中トロ』!サイドには盟友クニヒロスズキ率いるショップ『サクラメント』のロゴ入り

モチーフのドラゴンが握るのはマリノの大好物『赤身/中トロ』!デカい!旨そう!サイドには盟友クニヒロスズキの率い名店『サクラメント』ロゴ

背面には

背面にはJAPANナショナルチームの証『日本国旗』と、ペイントを担当した『ハウティペイント』ロゴが誇らしげに踊る!

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背部中央には贅沢にもゴールドリーフ(金箔)を使用した『鮨龍(スシドラゴン)』の文字が!!

★このドデカBOMBをドロップした人は!★

デザイン、そしてペイントは、ラモーンが長年お世話になっている横浜の超絶ペインター”ハウティペイント”の武岡氏が担当!(冒頭写真

多くのカスタムショーでペイントアワードを獲得してきた武岡氏の圧倒的なペイントテクニックと、インパクト抜群なグラフィックが相まって、唯一無二の存在感とか黒いオーラをバッキンバッキンに放出するあのアレな出来に!ヤバー!!

http://cyclist.sanspo.com/264044/attachment/231

http://cyclist.sanspo.com/264044/attachment/231

こんな目立つスペシャルメットまで用意してプレッシャーもかかっていたと思いますが、当のマリノはと言うと・・・

ご存じの通りTT、ROAD共に爆勝!

2貫に輝き、その言動とキャラクターから各社新聞にも紹介されました^^

自由だ!(笑

品行方正なジャパンナショナルチームをX-MENとすると、”デッドプール”な感じでイイと思います!

有言実行男 “寿司ドラゴン” の2016後半戦は始まったばかりだ!応援宜しく!!

 

おまけ 〜祝勝会の様子〜

大量の寿司とマリノとクニヒロ

大量の寿司とマリノとクニヒロ

ラモーンズメンバーとサクラメント クニヒロ、そしてシクロネロ コシミーにFUJISAAAAN!

ラモーンズメンバーにシクロネロ コシミー、そしてFUJISAAAAN!

後半にはハウティ武岡氏も合流し、最高に楽しい大騒ぎでした!

後半にはハウティ武岡氏も合流し、最高に楽しい大騒ぎでした!

 


2016年7月20日

ホアキンの応援でツールに行ってみよう! (st6 / Montauban – Tour de France 2016)

ホアキン1

まさかのゴール直後に声をかけてくれたホアキン!ビックリして写真はブレブレ

 

Hola!! ラモーンです。いきなりですがツールドフランスに行ってきました!メルシー

事の始まりは2014年のキャニオンジャパン様ローンチパーティーにまでさかのぼりマス。

来日したみんなのヒーロー『プリート』ことホアキン ロドリゲス オリベール選手と、その友人のカルレス氏(アンドラのレストランCAN MANELオーナーシェフ)の日本観光の際、日本期待の若手『寿司ドラゴン』小林マリノとラモーンがアテンドして、競輪やらスカイツリーやら大仏アタックやら巨大銭湯での水遊びやら、色々と遊び倒した事で仲良くなったのが最初。

辻さんありがとうございました!

ホアキンin鎌倉

ホアキンin鎌倉

ホアキンin武器屋

ホアキンin武器屋

大江戸温泉物語で大暴れの巻

大江戸温泉物語で大暴れの巻

そしてこの最強のナイスガイは昨年(2015年)もツールドフランス・さいたまクリテリウムにて、チームメイトのアンヘル ビシオソ選手と共に来日!

ツールさいたまの夜は渋谷

ホアキンとビシオソ!ツールさいたまの夜は渋谷でハッチャケ

ジャージもろた

ジャージもろた

「次は僕たちが行くよ!」と、のたまってはみたものの早2年以上が過ぎ、ホアキンが現役選手でいる残り少ないタイミングの事も考えると「今年行かんとアカン」と思ったので半ば強行でツール・ド・フランスへの突撃を試みる事にしました。

変なテンションで羽田出発

変なテンションで羽田出発

今回のほぼ決まってないスケジュールによると毎日移動しっぱなしの予定だったため、スーツケースとか邪魔なモノは持って行きません。パスポートと国際免許、あとは着替えとかリュックにぶっ込んで準備終わりです。なお、宿に至っては2日前の予約でしたが、ネットで予約で楽勝でした。
(Expediaとかで結構安い宿も普通にとれるぞ!しかしながら当然、早めの予約がオススメ!)

今回の飛行機の最大の懸念材料は『Sashimi-knife』そう、柳刃包丁です。カルレスは料理人、そしてヨランダさんはこれからホアキンと家族のご飯をいっぱい作る事になるので、2ファミリーの分、2本を名前入りで用意!したまでは良かったのですが・・・

後は乗り換えトラブルなんかが起きない事を祈って空港へ。

パリは別に燃えていませんでした #ramonbikes #パリざます #生きてます

RAMON BIKESさん(@ramon_bikes)が投稿した写真 –

海外出張に行こうとする度に、事故やら震災やらのトラブルに遭う「海外に行けない呪い」にリアルにかかっているラモーンはかなりドキドキでしたが、抜き打ち手荷物検査に呼ばれた以外は何も無く搭乗。機内でデッドプールを観てバットマンvsスーパーマンを観てちょっと寝てもう一回デッドプールを観てたら、あっという間にパリでした。

やたら長いように見えてそうでもないお洒落廊下

やたら長いように見えてそうでもないお洒落廊下

パリ、シャルル・ド・ゴール空港(でっかい)からオルリー空港(ちっちゃい)に移動し、抜き打ち手荷物検査に呼ばれた以外は何も無く国内線に乗り換えて南仏の街 トゥールーズ へ。ここは日本自転車界期待のロードレーサー、面手 利輝(おもて トシキ)選手のホームタウンで、しかも南仏のちょうど中央辺り。交通網の要所であり、安定した気候とパンがうまい街。フランス南側周りを追っかける拠点として最適です。そしてパンがうまい。

しらんけど

さて、空港間が結構離れているため、移動中に少々観光をば・・・

とりあえず凱旋門のサイズにビックリ。
正直、よくある「ガッカリ名物」と思っていましたが、良い意味で裏切られました。
しかしそんな事より重要なのは『道がヤバい』。石畳はタクシーで走ってもガッタガタ!

カーボンホイールとか心配すぎて自分では走りたくないレベルの石畳と、まだレースを観てもいないのに、ツールでやっている内容の凄さに愕然。。。

別府選手がどれだけヤバいかって事やね。ヤバー

エッフェルさん

エッフェルさん

朝焼けのヨーロッパの街並みはステキすぎましたが、野郎2人での旅なのでこんな場所にはもう用はありません。パリ滞在は移動時間を抜くと4分ほどでしたが、まだ飛行機のらなアカンのでさっさとオルリーへ、そこからトゥールーズへ。
結局預けた包丁は何事も無く一緒に到着、良かった〜。

そして、日本でも有名な某レンタカー会社のカウンターへ向かったのですが・・・

自転車乗りがレンタカー借りるならここでしょ! #ramonbikes #europcar

RAMON BIKESさん(@ramon_bikes)が投稿した写真 –


なんと、予約していたVWのポロが戻ってないという事件が発生。
※細い路地とか路駐とか縦列とかメッチャ多いので、小型車が超便利。というか必須。

ちょっと切ない気持ちになりましたが、カウンターのイケメンがノーアップチャージでフィアットのチンクェX(MT 6speed)を用意してくれたので無問題です。
やった!日本未入荷の左ハンドルで6速マニュアルだ!コレ超めんどくせえやつだ!!

しかもイタリア車、ヤバそう。日本出発前のサットゥーチョ松尾氏の発言が蘇ります・・・・

「いや〜、フィアットでピレネー山脈越えとか…リアルルパンごっこができますね〜。あの止まった車を押すヤツ!」

絶対嫌です。コワー

しかしまあ、新型だしチンクエチェントを名乗っておきながらSUVカテゴリーとか意味わかりませんが、やたらデカいしなんか丈夫っぽいので良しとする事に…

気を取り直して初日のゴール地点 モンタルバン に向け出発!

フィアットさん

高速が得意なデカい500と、どこぞの記者サットゥーチョ氏

フランスの高速道路は制限130km/hとか!?

フランスの高速道路は基本制限130km/h、こんな景色が2-3時間続きます

高速をかっ飛ばしてstage6のゴール地点モンタルバンに到着すると、なんかソレっぽい雰囲気!

橋にジャージが!

各賞のジャージがかかる橋

テキトウすぎる駐車

当ててんのよ

まるで他人事とは思えない奇妙なオブジェ

まるで他人事とは思えない奇妙なオブジェ

迷い込んだ裏路地

迷い込んだ裏路地

しかしココで問題が発生。ゴール地点がどこかわからない・・・

途方にくれているとなんか黄色いファミリーを発見。迷わず後をつけます。

主にきいろ

ノリノリでおそろいのマイヨファミリー。カワイイ

とかやってたら、なんか「新城選手が逃げに乗り、敢闘賞が見えている」という嬉しいがシリアスな状況に・・これは時間が無い!(この段階でゴール地点が見つかっていません)

しかしココは静かな田舎街。
落ち着いて耳を澄ますと、響きわたる↑な音楽(やたらmaroon5)と、バーゲン時のおばちゃんを彷彿とさせる叫び声が聞こえてきます。

間違いなくそっちにいますね、ツール(のキャラバン)が。

チンドン=トレイン

チンドン=トレイン

この辺からテンションがヤバい方向へ

この辺からテンションがヤバい

その後も興奮したヨーロッパ風の外人さんにぶつかって水かけられそうになったり、キャラバン隊が投げた景品を拾おうとして地元のマダムにはじき飛ばされて半泣きになったりと、紆余曲折有りながらもなんとかゴール地点を発見。モニターを確認すると、まだ逃げてる!!

ヤン☆バルタと新城選手の逃げとかマジ俺得

ヤン☆バルタと新城選手の逃げ

次はメディアセンター・・・・やっぱり見つからない!
係員に地図まで書いてもらったのに迷う有様。
もう集団来てしまう、アカン・・・と思いかけたときにソレは見つかりました。

ステッカーの貼られたメディアカーが普通に植え込みに刺さってる

ステッカーの貼られたメディアカーが普通に植え込みに刺さってる日常

ゴール地点から10分ほど歩いたトコロで、メディアカーの群れを発見!
この雑すぎる駐車・・・マチガイナイココダ!

さいたまー

さいたまー

さいたまから来た千羽鶴でほっこりする暇も無く、大急ぎで手続きを開始。
終わったらダッシュでゴールに!
・・間髪入れず到着と同時になだれ込んでくる選手達。アバババ

なんかいっぱい来た

なんかいっぱい来た

まだ黒かった頃のフルーミー

まだ黒かった頃のフルーミー

みんなのビシオソ

ステキネックレスのビシオソと黒服のおにいちゃん

まあなんとか間に合いました。

世界のホアキンとM氏

世界のホアキンとサットゥーチョ

そしてここでホアキンと遭遇!世界トップクラスの実力だけでなく、レース直後だというのに向こうから声を掛けてくれる気さくさと、底抜けの明るさ。コレが選手やファンを問わず大人気な秘訣なんでしょう。掛け値なしに最強にカッコイイ、鳥肌たちました。

敢闘賞を獲得し、溢れんばかりのドヤ顔をうかがわせる日本の至宝

敢闘賞を獲得した新城選手。たぶん今年最高のドヤ顔

そして見事に敢闘賞赤ゼッケンを獲得した新城選手を発見!
お疲れ様でした!!

メッチャいい笑顔

メッチャいい笑顔

新城選手が表彰式から戻ってきたのを発見し囲み(取材)に突入する報道陣。
レースは翌日もあるので、早目に切り上げてホテルに戻っていきました。

表彰選手はチームカーで送迎!

表彰選手はチームカーで送迎!

尚、表彰式が始まる頃には選手や各チームはもの凄い勢いで撤収。チームバスの駐車スペースはあっという間にもぬけのカラに・・・表彰で残った選手はチームカーでホテルに帰るシステムのよう。

やる事も終え、僕らも帰り支度のため公園側を歩いているとそこにはオープンセットが・・

新番組『レモンの部屋』

新番組『レモンの部屋』

グレッグのアニキ!!!

野外セットで語るぜ!

野外セットで語るぜ!

ドヤ!

ドヤ!

まあ、何言ってるかサッパリわからないので見なかった事にしました。

しっかし報道陣の本気っぷりがスゴイ。

おびただしい数の生放送用電送車と機材車、そしてゴール地点近くに多数作られた簡易セット。
車内ではヘリやモト、定置にセット画像の映像からアーカイブまでをリアルタイムでコントロールするエンジニア達。

先ほど街をうろついていた際に感じたマッタリとした田舎の空気とは打って変わって、否が応にも『ココが世界の自転車レースの最高峰である』と言う事を認識させられる。

公園駐車場を埋める大型電送車の群れ

公園駐車場を埋める大型電送車の群れ

クレーンも!

クレーンも!

が、まあ自分にはあんま関係ないので一瞬で飽きました。

*僕らがホテルに戻った頃には近所のお店がほぼ全部閉まっていたので、夜に松尾君が飢えてたのは知っていますが見なかった事にして寝ました。ツアーでは無く、航空券だけ買って気ままに観戦に行こうという方、基本的に何処も閉まる時間が早すぎるので、メシは日中に買っておきましょう。

そんなこんなで ツールドフランス一日目(第6ステージ)はなんとか終了したのでした。

〜 気が向いたら続く 〜


2016年7月20日

合成獣?剛性厨?KOGA KIMERA 3K

KOGAは以前は日本のミヤタ自転車と協業してコガミヤタというブランドネームでやってたりその名前が「古賀さん」っぽいこともあって日本のメーカーだと思われてたりすることも多いんですが、生粋のオランダ生まれのオランダっ子です。ちなみにKOGAの会社名は創業者夫妻のAndries GaastraとMarion Kowallikの頭文字をとっているそうです。

今回はKOGAのキメラ3Kを組みました。KOGAのキメラシリーズはその始まりが北京オリンピックのトラック競技でオランダのナショナルチームにメダルをもたらすためのバイクを作る「キメラプロジェクト」にあります。なのでロードバイクのキメラシリーズもトラックレース由来の剛性感マシマシで剛性厨にも満足できる仕上がりになっています。このキメラ3Kは今年度からラインナップから消えてしまった製品なのですが代理店の倉庫にあったラス1のものを出してもらうことができました。

これをお客さんが今乗っているSCOTTのCR1からパーツ載せ替えで悪魔合体します。

できました。こっちのキメラじゃない。これは合体事故です。

できました。
煽りのアングルでかなりのドヤり感を出してみました。ヤバイ…カッコいい…。

フレームに描かれたキメラさんも心なしかドヤっております。

BBにはWISHBONEのセラミックBBを使いました。最初はPRAXISWORKSのコンバージョンBB使ったろーと考えていたもののBB86対応のものがラインナップしてないことを失念していたので急遽WISHBONEを使うことになったんですがこれが大正解。めちゃくちゃ精度も高くてBBシェルにしっかりハマってくれてベアリングの芯もちゃんと出ているのでクランクがクルクル回ります。もうBBはコイツだけあればいいんじゃないかな…。

KOGAのキメラは一般的には固い硬いと言われていて脚がない奴が乗ると死ぬなんて言われてたりもしますが一部正解で一部間違いです。正確に言うと「踏み抜くと死ぬ」です。もちろん脚がある人間が踏み抜けばガッツリ加速する剛性を備えているんですが、じゃあ脚のない奴はお断りかというとそんなことはなくて、ある一定のトルクや回転でハマった時にめちゃくちゃ良く走ります。要はスウィートスポットがあってそこを外すと脚を食われるという感じです。

ということで今回はバリバリ武闘派のロードバイク・KOGA「キメラ3K」でした。
しっかりと作り込まれていて組んでいて気持ちの良いフレームで、オランダ人やるやんけと思わされました。KOGAはもっと評価されていいと思うんだ!


2016年7月15日

オリンピアン降臨とβチタニウムの螺旋力

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日本全国1000万のチタン愛好家・通称ティターンズの皆様お待たせいたしました。マニア垂涎のカスタムパーツ、βチタニウムの6-4チタンパーツをご紹介!

…の前に実は先日、2015年のロードレース全日本チャンプで2016年リオ五輪オムニアム代表・NIPPOヴィーニファンティーニの窪木一茂選手が来店しました。なんで秋葉原のこんなよく分からんカオスな自転車屋にオリンピアンが来たのかというとβチタニウムを作っている日本特殊螺旋工業の木内社長とオリンピックで使う機材についての打ち合わせに来たのです。

窪木選手が愛用しているのがこのβチタニウムのスピードプレイ用6-4チタンシャフト!昨年全日本を獲った時にも使用していた機材なんですが、これをロードレースだけでなく今年一番の勝負どころになるオリンピックのトラックレースでも使いたいと言わしめるほどの逸品です。スピートプレイには純正のチタンシャフトもラインナップにありますが、βチタニウムの物はそれよりも遥かに強度も精度も高く、シリアスなレーサーにほど評価の高いカスタムパーツです。

そして打ち合わせもそこそこに窪木ワールドが開幕。この日は朝から方々で挨拶回りや出国の準備をしていたらしく今日の分のトレーニングができていないそうで「ローラー台やっていいですか?」とご所望だったので日本代表選手にそう言われちゃ日本国民として応えないわけにはいかん!ということでローラー台を展開。木内社長と雑談しながら1時間ばかりロラってました。


その後BONTのシューズの熱成形をしたいということで三ノ輪のイルクオーレさんにお出かけしたり、アキバに戻ってきてメイドさんに元気を分けてもらったり、神田明神で必勝祈願をして颯爽と帰って行きました。

そんなナイスガイな窪木一茂選手のオリンピックのレースは男子オムニアムで8月14日~15日で行われます。オムニアムがどんな競技かというと二日間で6種目をやって獲得ポイントを競う体操の個人総合みたいな競技です。みんなで地球の裏側へ念とか元気とかサイコミュ的な何かを送って超超超応援しましょう!

話は戻ってβチタニウムです。モーターバイクの世界では鈴鹿8耐などで様々なチームの様々なパーツに使われていて知名度も高いβチタニウムのチタンボルト。最近ではそれこそ窪木選手が愛用するなどで自転車の世界でも少しずつ知れ渡るようになってきました。
しかし!自転車業界にはどうやら「チタンボルトは折れやすい」という迷信があるようです。この迷信の出処はステムなどに使われているチタンボルトをある程度のトルクをかけるとポキっと逝ってしまい折れたボルトがステムに埋まってしまうという現象が頻発したためだと思われます。実はこれらのチタンボルトは他のチタン部品を作るために出た切り子、いわゆる削りカスを集めて溶かしてまた固めたものを流用して作られています。なのでその過程で不純物が混じってしまい本来のチタンの特性を活かせないチタンボルトが作られてしまうのです。

対してβチタニウムのチタンボルトはちゃんとした素性の6-4チタンのインゴットを使用して鍛造(押し潰して)して転造(変形させて)して作られているのでその強度も精度も圧倒的に優れています。その引っ張り強度は一般的な鉄のボルトと比べて優に2倍以上!なのでβチタニウムのボルトをステムのハンドルクランプ部分に使用することでより強固にハンドルとステムを一体化できるようになり力が逃げにくいようになります。その他にもブレーキの杭頭ナットや舟のボルト、ペダルのシャフトやクリートの取り付けボルトなど、様々な箇所で6-4チタンの特性を活かしたカスタムがあります。

カンパブレーキシューホルダー用ナット

チタンボルトというと「軽量化」や「カラーパーツ」としての側面のイメージがありますが、βチタニウムに関してはもっとシンプルに「繋ぐ」というボルト本来の役目に特化して本当に実用的で信頼性の高いパーツを作っています。

トップキャップ用M6ボルト

βチタニウムのもう一つの特徴として陽極酸化処理があります。これは溶液中にいれた金属に電気を通して表面に酸化皮膜を作る技術で、不純物が多いチタン製品でやろうとすると色ムラが多くなってしまうなど素材の良し悪しがハッキリと出てしまう技術ですが、βチタニウムの物は非常に美しい発色になります。チタンなので錆びることもなく美しい色合いを使い続けることができるので、汗などで錆びやすいステムのトップキャップの部分は特にオススメです。

βチタニウムの製品は今回のスピートプレイのシャフトのようなものは基本的に受注生産でワンオフの特殊なパーツなんかはお時間を頂くことが多いのですが、ステムにも使えるような特に需要が多くて汎用性の高いM5のチタンボルトについては少量であってもできるだけ店頭に在庫しておきたいと思ってます。遠方の方からのお問い合わせも少なくないのでWEBSHOPでもストックしてお買い求めいただけるようにしておきましたので、気になっている方はぜひお試しを!
その他特殊なパーツについても大抵の物は作れてしまうので何かこんなパーツあったらいいな的なことがあればまずはご相談ください!


2016年7月5日

戦慄のブルー SURLY STEAMROLLER

何気にSURLY取扱店なRAMONBIKESですが、メーカー在庫が切れてたりオープン当初は完成車の販売に集中していたこともあってなかなか組むチャンスが今までありませんでした。しかしようやくポツポツとフレームが到着したり、問い合わせを頂いたりして晴れて当店第一号のSURLYを組み上げることができました!

記念すべきRAMONBIKES初のSURLYはピストフレームのSTEAMROLLER!

クロモリのシングルスピード専用のフレームでシンプルながらも随所にらしさを感じることのできるSURLYを代表する製品のひとつです。ピストフレームですがこれはトラックを走ることはあまり考えておらず「もっと気軽に楽しく走ろうぜ」というコンセプトのフレームです。それを象徴するのがタイヤのクリアランスで38Cくらいの太さのタイヤも履くことができるのでトラック競技場はおろか、道路からちょっとしたダートまで縦横無尽に突っ込むことができます。

今回はこのSTEAMROLLERを「快適通勤バイクで組んで!カッコ良くね!」という依頼だったのでいっちょやってみました。

もともとロードバイクに乗っているお客さんで余ったパーツを使いたいということなので、それを利用して全体的にバランスを取りながらパーツを選んでいきます。

まず目玉パーツその1がこのPAULの『100% PURE ROAD CRANK』!ポリッシュをかけて顔が映り込むくらいにピカピカのクランクにトランプを模したチェーンリング!はあ…カッコイイ…(ウットリ)。

そして目玉パーツその2がこのホイール。


ラモーン謹製手組ホイール!
仕様としてはDURA-ACEのトラックハブに、リムはAMBROSIOのエクスカージョンをHOSHIの14番ステンレススポークで組んだド渋ホイールです。通勤仕様なので耐久性と乗り心地重視で組み上げました。やっぱりこういう味付けができるのが手組ホイールの良いところですね。


タイヤは安定のCONTINENTALの『GRAND PRIX 4000S II』。「通勤途中にパンクは勘弁な!」と思って耐パンク性と転がりの良さ、そして乗り心地を考えて太めの28Cをチョイスしました。

ハンドルやステム・シートポストは全てNITTOで統一。今回はPAULの超かっこいいクランクを使うことになったのでそれを軸にアルミのシルバーの美しさに定評のあるNITTOを付けてみました。軸になるパーツがひとつあるとそれに合わせたアセンブルができるので全体にも統一感が出ますね!

そんなわけでブルーとシルバーが映えるイケてるSTEAMROLLERが完成しました。こうやってああでもないこうでもないと色々考えながらパーツを選んで1から自転車を造り上げる作業はやっぱり面白いですね。特にSURLYは何でもアリでどんな発想でも形にできるカスタムベースとしては最高のメーカーだと思います。これからもお客さんのやりたいことと自分達の知識やセンスを混ぜ合わせながらどんどん面白いバイクを作りたいと思うので何でも気軽にご相談ください!

Surly × JAPAN × Sunny day!! #ramonbikes #surly #steamroller #pist #japanride #akihabara

RAMON BIKESさん(@ramon_bikes)が投稿した写真 –