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Monthly Archives: 8月 2016

2016年8月25日

整備のはなし/嶋田くんのARGON18″E118″OHの巻

ARGON18 E-118 / Koji Shimada

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hola! ラモーンです。

今回は整備のお話、の前に

ラモーンバイクスでは、他店でお買い上げのバイクも大歓迎で整備やります!

おかげさまで最近、整備のご依頼が増えてきたので色んなメーカーさんのバイクをイジッてますが、1~2年無整備で、ベアリングやワイヤーなどが相当ヤバチックになっているバイクがあまりに多くてちょっとビックリしてます。
(車両を綺麗にしている方もご注意ください。見えない部分の部品の劣化で性能は確実に落ちています!)

3年の酷使に耐えきれず変な色になったワイヤー

3年の酷使に耐えきれず変な色になったワイヤー

雨水の浸入で錆やら金属粉やらで変な色になったベアリング

雨水の浸入で錆やら金属粉やらで変な色になったベアリング

尚、GSRカップなどの ”レース事前車検” もやってますので、合わせてのリフレッシュやオーバーホールもオススメです。

ウイナージャージと奥にオーナー(チラッ

ミクパイセンのジャージとウイナーのハシヲ(チラッとな

大体どんなバイクでもイケますので、量販店さんで買って何年も乗りっぱなしのロードバイクとかTTマシン、クロスバイクやピスト、自分で組み立てて調子が微妙に悪いバイクなど、一度ラモーンズでOH(オーバーホール/分解洗浄のうえ再組着)してフルリフレッシュしましょう!

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んでここからトップの写真。(ちょい前ですが)

※ラモーンズはアルゴンエイティーン(じゅうはち では無い)が得意です。

このカナディアンブランド、日本ではまだマイナーな部類に該当していますが、『チャレンジングな設計』と『乗りやすさ』を武器に、ここ数年で世界的に知名度を伸ばしているメーカーで、来年はカザフスタンのチームアスタナへの供給が決まっています。
(ツールドフランスでの『BORA ARGON18』の活躍で知った方も多いのでは?)

逃げるヤン・バルタ選手と新城選手

逃げるARGON18のヤン・バルタ選手とお馴染み新城選手

特に早くからエアロダイナミクスの重要さに気付き、世界初のフォーク一体型ハンドルを採用した事で、トライアスロン界では常にトップブランドとして活躍してきました。

今回はその『ARGON18』の超弩級TTバイク『E-118』。
国内でも指折りの実力者『嶋田 耕士』選手が駆るこの戦闘機を、レースに合わせてOHしました!

KOJI-SHIMADA / ARGON18 E-118

空気抵抗を極限まで減らすインテグレーテッドVブレーキもしっかりバラして洗浄!

空気抵抗を極限まで減らすインテグレーテッドVブレーキですが、動きが悪くなりがちなのでしっかりバラして洗浄!

特徴的な構造のヘッド周り

特徴的な構造のヘッド周りをピッカピカに!古いグリスが残らないように気をつけます

トライアスロンでは海水を浴びる事が多いので、古いグリスの除去と組み付け時のグリスアップは超重要

トライアスロンでは海水を浴びる事が多いので、古いグリスの除去と組み付け時のグリスアップは超重要

毎回、慎重に組んでいるこのE118。大事にしているマシンですので、錆びや破損部品も無くぱっと見から綺麗な状態。さらにバラして各部をチェックしながら綺麗にして、順調に組み直しを進めます。

さて、ここ数年『内装Vブレーキ』と共に、空力特性を追い求めるTTマシンのトレンドになっているのが『完全専用のフルカーボンハンドル/専用サイズ径のフルカーボンDHバー』。

確かにハイクオリティで軽量、ポジションの自由度も高いのですが、ちょっとだけココで問題がありました。昨年の大会前(2015/五島長崎国際トライアスロン)にガッツリ短くカットしてしまったこの専用DHバーが、この1年間のトレーニングとポジション改造の結果、見事に必要な長さが足りなくなっていたのです!!マジカ!

うわーん(>人<;)

うわーん(>人<;)

予備のストレートバーは有りますが、このスキーベンドタイプはコレ1組、しかも専用品で国内在庫が無く、取り寄せでは絶対大会に間に合わない。かといってサードパーティの汎用バーでは、ポジションとフィーリングが変わってしまう上に、そもそもバーの受け口が『差し込み式』なのでバー外径は変更不可で寸法が合わないと・・・

まあ、もうこの状況では一沢なので、短いバーを補強しつつ伸ばす事にしました。

尚、補強材の条件『変速ワイヤーを通せる中空かつ内径19mmのパイプ(強め)』なんて売ってないので、今回は汎用品をカットします。

PROFILE人柱DESIGNのアルミDHバーちゃん

PROFILE人柱DESIGNのアルミDHバーちゃん

当然、径が会わないので切れ込み入れて調整

当然、径が会わないので切れ込みを入れマス

ちょっとずつ潰して径を調整

ちょっとずつ潰して径を調整

接着剤と一緒にカーボンパイプにたたき込んで終了^^

接着剤と一緒にカーボンパイプにたたき込んで終了(表面の色が違う部分が延長分)

作業内容は以下の通り

★まずは出番の無かったアルミバーと純正の予備カーボンバー(ストレート形状)を用意。
★伸ばしたい長さにカーボンバーを、合わせて補強材としてアルミバーをカット!
★径を詰めてかつ、動かない様に外圧がかかるよう、アルミパイプ側面に適当な厚みの切れ込みを入れる
★「叩けばギリギリ入るくらいのサイズで円状を保ったまま」って感じまで潰す
★接着用溶剤をガッツリ流し込んだカーボンパイプと延長用パイプにアルミの補強材を打ち込む
★接合部の段差をヤスリで必死に均す
★延長かつ強化完了!

ね、カンタン*でしょ? * 注)メッチャ大変でした

嶋田選手が苦労して編み出した新ポジションは変えず、DHバー自体は延長の上で強度大幅にアップ!

そんなこんなでコントロール系は何とかなったので、駆動系に秘密兵器を投入!

WISHBONEのセラミックBB

WISHBONEが誇るアルミブロックスレッデッド構造のBB(セラミックベアリング)をIn!

プレスフィットBBの弱点をカバーし、高い回転効率だけで無く『フレームのBB受け周り』の剛性まで大幅にアップする超絶BB『WISHBONE』(¥18,000+tax)を投入。

コレはヤバい!

正直定価はちょっと高いですが、使い捨ての各社セラミックベアリングBBの値段を考えると実際のコストパフォーマンスは非常に良く、デメリット無いんじゃないかと思うほどです。

実戦で使用した嶋田選手曰く「これまでよりはっきりと”踏力が推進力に変わっている”事が実感できた。フレーム中央の剛性が上がったような感じで、ペダルにかけた力が殺されずに推進力に変換されている感じ。無負荷状態では極端に回りが良くなるわけでは無いのだが、愛車で試せばその違いは歴然だ。」との事。実際に今年のバイクパートでは並み居る強豪選手と戦い、先頭集団に追いつくなど奮闘、その助けになったとの言葉をいただいています。

(プラクシスワークスと、このウィッシュボーン、左右連結タイプのPF-BBの利点についての詳細は別に書きます、多分。しらんけど)

ココ、重要です。

180kmの長丁場を戦う上で欠かせない水分補給用に、ボトルは計4本をセット

180kmの長丁場を戦う上で欠かせない水分補給用に、ボトルは計4本をセット

さて、その後は全体をピッカピカに吹き上げ、全体を組み上げ調整をして完成!

大切な水分補給用のボトルはポーラーの保冷ボトルを3本と、プロファイルデザインのエアロボトル。この辺は鉄板のチョイスですが、使いやすく、内容物漏れなどのトラブルが起きにくく、ボトルの模様がキモカワイイ等々オススメの条件が揃ってます、まあ間違い無いでしょう!!

かえるぜー

なつかしジャージ着てかえるぜー

この後、嶋田選手は気合い充分で今年の本命レース『2016年五島長崎国際トライアスロン大会』(スイム3.8km / バイク180.2km / ラン 42.2km)に出場!

カテゴリ『30-34男子』にて堂々の2位を獲得しました!ヤバー!!

shimada

さて、以上のように、ラモーンズではTTマシンの整備もバッチリ承ります!

あと、トライアスリートの皆さん!

「海から上がってそのままバイクに乗って、洗車しないでほったらかし」とかやってませんか?
整備不良のバイクでの競技参加は危険なうえ、なによりアナタのパフォーマンスを大幅に低減させます。自分の記録に勝つためにも、クリーニングや整備などなんでも、ラモーンズにお任せください!

ラモーンズ以外の店舗様で購入のバイクや、この『アルゴン18』や『キャニオン』など、独自機構が有って高性能なのにそのせいでプロショップでも「絶妙にいい笑顔で敬遠されがちな素敵バイク」もバッチリがっつりやりますので、まずはご相談ください!

追記

タイミングカブッた \(^o^)/ ワーイ

嶋田選手サイクリストに登場の巻

http://cyclist.sanspo.com/277574

IMG_9389


2016年8月22日

嵐の中で輝いて! AXMAN FALCON S3 日本最速納車!!

ダブルタイフーンどころかまさかのトリプルタイフーンが近づきつつある秋葉原はRAMON BIKESです。
昨日は雨の日の続く中での晴れ間の日だったもんでその間隙を縫っての納車ラッシュの日となりました。

そしてそのうちの1台が台湾からやってきたAXMANのFALCON S3!

AXMAN FALCON S3 日本最速で納車したぜー #ramonbikes #axman #日本最速の男

RAMON BIKESさん(@ramon_bikes)が投稿した写真 –


そう!このAXMAN、記念すべき日本初上陸の初デリバリーの納車第1号でした!
このAXMANというブランド、台湾ではGIANTとMERIDAに続いて3番目に大きいOEMメーカーが立ち上げたオリジナルブランドで、各ヨーロッパブランドのバイク製造を手がけていたこともあってフレームを見てみると随所にそのノウハウが活かされているのを感じ取れます。

特徴的なのはトップチューブとシートステーの接合部です。ぶっちゃけて言うとSCOTTの一個前のFOILの形状に似ているので、ああ、あのブランドはここの工場使ってたのねということが推察できます。

トップチューブは扁平したエアロ形状で、さらに前部にいくほど幅広になっていてこれがかなり剛性感に寄与しています。「SPRINT UNTIL YOU FLY」は意訳すると「飛ぶほどもがけ!」っていう意味でしょうか。

フレームの素材も東レのT1000カーボンを使用し、さらにはコンポーネントはアルテグラ!ブレーキがテクトロだったりクランクがFSAだったりもしない正真正銘のフルアルテグラです。ステムやハンドルはZIPPのアルミのやつが付いています。

加えてホイールがなんとMAVICのキシリウムが付いてきます。恐ろしいことにこれだけのパーツ構成の完成車が販売価格¥280,000円(税抜)というとんでもない価格破壊ぶりです。

FALCON S3の詳しいインプレッションはCYCLISTの松尾記者のインプレにお任せするとして、AXMANのその他のモデルに関してもRAMON BIKESで取り扱い可能ですので各モデルの詳細なんかはCYCLING EXさんの記事で見られるので気になった方はドシドシお問い合わせください。

最後にこれがAXMAN(納車が)日本最速の男だ!

 


2016年8月14日

窪木くんがオリンピる『オムニウム』ってなんぞ!?(ふんわり)

チームウキョー時代の窪木くん。いきなりローラー台に乗りたくなる症候群は相変わらずですよはい

 

Hola!! オリンピックで毎日寝不足かと思いきや、自転車競技が無い日はそうでも無いラモーンです。

ツールの日記は写真が多すぎて纏めるのダルいので、とりあえず現在進行形で開催中のご紹介!

応援ヨロシクって事ネ〜

自転車トラック競技『オムニウム』に窪木くん出場!

尚、窪木くんを育てた覚えは1mmも無いですが、言ったもん勝ちな気がするのでまあいい様な気がします怒られたらやめますはい

さて窪木君が戦う『オムニウム』という競技ですが、前回から正式種目となったトラックの複合競技で以下の6種目を2日でやります。マジか!?

  • スクラッチ(60周、速くゴールしたら勝ち)
  • 個人追い抜き(二人で16周走るけど実際はタイムトライアル)
  • エリミネーションレース(複数でスタート、2周毎に最後尾が脱落していくゲーム)
  • 1000mタイムトライアル(4周のタイムトライアル)
  • フライングラップ(数週助走してからの1周くらいのタイム計測!シンプル!)
  • ポイントレース(160週のレース。10周毎に上位4人がポイントゲット、減点も有り)

超短距離から長ーいポイントレースまで、全部やって総合成績で勝ち負けを決める謎競技だ!

ステキ!!

とりあえず、8月14日 16:40(日本時間 15日 4:40) のスクラッチからスタートするオムニアム!

ガンバレ! クボキ!!!!

あ、詳細とか真面目なコメントはNIPPOパイセンのホームページでチェックしてください!

※詳細なルールとかは自分で調べてね♥︎(規定や周回数は都度変わるので良くわかりません)

 


2016年8月11日

KESTREL? イエス、ケストレル

今回はトライアスロン用のバイクを知り合いから譲ってもらったというマシンのリフレッシュ&プチカスタムです。

持ち込まれた自転車はこんな感じ。
ケストレルの名車500sciです。シートチューブレスのエアロフレームでUCIから怒られるタイプの子です。大切に保管されていたようで状態もすごい良かったのですが

ハンドル周りがイケてません。なので今回はワイヤー交換も兼ねてバーコンとブレーキレバーに交換しちゃって完全にTTバイク仕様にしちゃいます。

できました。
ワイヤリングもハンドルに内装してスッキリ。

・・・ていうかこのVISIONのハンドルめっちゃカッコいいな!

ホイールは650CでフロントはRolf。

そしてリアがスピナジーのREV-X。カーボンブレードのスポークでこの形状なのでフレ取りはできませんがフレも少なかったので本当に丁寧に保管されてたんだなということが分かります。

今回はリフレッシュプラン¥3,000+シフト&ブレーキワイヤー前後交換で¥8,000+バーコンとブレーキレバーのパーツ代という内容でした。他店購入の自転車や持ち込みのパーツでも大歓迎なのでお気兼ねなく相談してください!