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BIKECATALOG

2017年5月2日

風を統べる刃 / NEILPRYDE NAZARE (std)

新型NAZAREラインオフ

ついにその姿を現したエアロロードの本命「ナザレ」シリーズの最新作

気になっている方も多いで有ろうニールプライドのブランニューウエポン。GWに合わせてデリバリーが始まる(予定)のNewナザレですが、先日の試乗会で代理店様からお借りできたので、細かい部分も写真で紹介します。

更なる空力性能の獲得

ボディシェイプは評価の高かったナザレ2をベースに細部に渡って変更が加えられ、更なる進化を遂げた。
砂時計型(鼓型)と呼ばれる「中央部が窄まった形」のヘッドチューブに始まり、ダウンチューブの形状やシートステーとシートチューブの連結部などは端から見ても形状変更が入っている。これにより、剛性バランスの調整を行いながらも高い空力特性を更に活かすチューニングが施されているって感じ。

ロードバイクらしい素直な乗り味と、疲れづらいソフトな特性で初心者からトライアスリート、エンデュランスライダーにまで多くの支持を集めた『ナザレ ltd』。そして、TT然とした車体構成とそれに見合った高い反応性、俊敏さでシリアスライダーから人気のあった『ナザレ2』。双方の良い部分を合わせ登場したのがこの新型と言えます。マジステキ。

ボディカラーは本年度のコンセプトカラー黒× 青

ユーザビリティが大幅に向上したワイヤリング

また車体の構成でナザレ2から大きく変わった点が「ワイヤーの取り回し」。
ブレーキワイヤーの引込口がトップチューブ下部前方に、シフトワイヤーはダウンチューブ上面前方に移動。これによりワイヤーラインのアール(曲線)が緩く抵抗が少なくなり、結果リアブレーキワイヤーの引きは軽く、機械式変速機のタッチも大幅に向上した。また、ワイヤーのアールがなだらかになる事でワイヤー自体も長持ちし、トラブルの軽減*にも役立っている。更に、ワイヤー引込口がダウンチューブ上面で出口がBB下なので、変速時にワイヤーのテンションが大きく変わって暴れてもチューブ内壁に干渉しづらく、異音や外的要因によるワイヤーの痛みも最小限で済む。マジでステキ。整備側としても安心。

*近年、ヘッドチューブ前方など無理な位置からワイヤーを引き込む設計のバイクが多いが、それではハンドルを90度まで切る輪行時や、保管時にワイヤーを痛める事となり、それは動作不良やワイヤーの断裂を招く。レースにしか使わず、それ以外でもハンドルを大きく切らないという方なら問題は無いであろうが、一般ユーザーの使い方を少しでも考えればワイヤーの引き込み口の位置をヘッド正面に持ってくるのは正直いただけない。

*リアブレーキワイヤーはトップチューブ左下入→左下出ですが、フルアウターにしてしまえば無問題。スルスルだぜ

ブラックアウトされたフレームに指す蒼いラインが美しい

翼断面形状の各パイプで構成された細身のボディライン

逆側から

専用設計のハンドルとシートポスト(カーボン)

シートポストは軽量でエアロ形状のカーボンポストが標準装備、というか専用。過去のシリーズに対して幅が太くなり、Di2内装バッテリーの装着もイケそう。リムも空力の面から太いものがトレンドだが、これもそういうことなんでしょう。ブラックアウトされたNEILPRYDEのロゴが入ってムチャクチャカッコイイ。

アルテグラ完成車とフレームセットには、専用で用意されたフルカーボンの「ステム一体型エアロハンドル」が付属(装着)。上面はフラットな翼断面形状でドロップ部はアナトミックシャローッぽい感じ、コラムクランプ部はオーソドックスな1-1/8(28.6mm)径で、形状を合わせた専用のヘッドスペーサーが付属するので、普通にステムを付ける感じで着脱できます。ここら辺専用構造になるともう大変なので、自分で整備する派の人にも安心。尚、下ハンドル幅は+13mm、寸法の詳細はメーカーホームページを参照の事。フロントにはやっぱりブランドロゴ入り、クッソカッコイイ。しかも専用の『ガーミン取り付けステー』が付属。ヤバー

ステム一体型ハンドル、エアロでカーボンで軽くて衝撃吸収性も良い優れモノ

専用スペーサーで自然にアップライトポジションに

エアロシートポスト付属(カーボンヌ

当たり前の規格を当たり前に採用したニュートラルな部品構成

ブレーキは前後共に『ダイレクトマウント』方式で、リアの取り付け位置はシートステー上部に。そしてかなーり重要なBB規格は『BB86』を採用。

いたって堅実な選択だが、その普通さが嬉しいトコロ。基本シマノ規格準拠なので部品選びにも幅が出るほか、何より性能が、そして整備性が、更にはコストパフォーマンスが高い。ブレーキはシマノ3グレードから選べばコントロール性もストッピングパワーも申し分なく、BBは『ウィッシュボーン』にしておけばフレームを保護しつつ剛性と回転性能も上げられる。(フレームのBB受け部位はカーボンで形成されているので、変形やキズを招く『メタルカップの圧入BB』は推奨しません。)

ダイレクトなかんじのブレーキ(まえ

ダイレクトなかんじのブレーキ(うしろ

ダウンチューブからチェーンステーにかけてなだらかに繋がるリブのラインが高剛性を予感させる・BB規格は86

RDワイヤーの取り出し部はステー横、ワイヤーのアール(曲面半径)が自然につく

細身のストレートフォークでハンドリングも素直そのもの

シェイプが美しいダウンチューブ

結論:とっても良かった

肝心の走行性能ですが…当然の如くメッチャイイです!
ニールプライドならではのクセの無いハンドリングはラインの自由度が高く、グイグイ進む反応の良さもあって巡航も得意。ロードレースからトライアスロン、勿論ブルベでも頼れる相棒となってくれると思います。先日シレッと遊びに来たS社のインプレッション担当ライターM氏にも乗って貰いましたが、「よく走る、この構成のままレースでもイケる完成度の高さ」と太鼓判をいただきました。何がイケるのかはわかりませんが、なんかイケてたんでしょう。そのうちインプレ記事もアガルと思うので、それに期待。イケるよ!
*ロングタームテスト等はしていません、自分を含めた試乗した人達の意見です。まあ当社比ってやつ?

ボディカラーのブラックはクリアーとのグラデーションで、パイプ中央部はカーボンが透けて見える!エロい

って言っても「そんなん信じらんねーよ」とか、「どうせ行灯だろ」なんて言う人も多いでしょう。したっけ実際に乗って感触を確かめてください。直近では5/7に神宮外苑でプレミアムバイクインプレッション、その後は輸入元様のサイコ試乗会や、ラモーンズでの試乗会も細々とやってますので。

ってかね、マジでカッコイイバイクだからメチャオススメだよ。ヤバー!

ラモ


2017年4月14日

最強の遺伝子を継ぐもの / NEILPRYDE BURA std ※試乗可

祝!ニールプライド2017『ビューラ(スタンダード)』デリバリー開始!!!
なんか勢いでラモーンズでは試乗車(サイズS/トップ530)を用意しちゃいました!

ついに来ましたNEWビューラ!
「どうせslの廉価版でしょ?」みたいに思ってる人にこそ、一度乗ってもらいたい。ヤバいよコレ。

トップモデル『BURA-sl』のスーパーデューパーオールマイティで最高で最強で最高なキャラクターを継いだ弟分『BURA』。フレームのシェイプはそのままに、使用するカーボンを変更したスタンダードグレードなのですが、そこは『アリーゼ→ナザーレ』の例でもわかる通り必要な要素と成功させる方法を心得ているニールプライドがやってますのでマジ安心。単純なダウングレードじゃなくて、コスパアップのためのモデファイと言った感じ。

空力特性に優れ、強度を上げる『各パイプ連結部分のリブ』そして『極太ダウンチューブ』を完全継承。コレは強いで

ビューラの名に恥じない高性能に加え、重くなったとはいえフレームで950g(Lサイズ)完成車で8kgちょっと。ちょっと構成を変えれば、あっという間に7kg台だもんビックリやで。しかもフレームを構成するカーボン変更による重量/強度バランスの変化からか、安定感が増しているのが嬉しいですね。

サイドからはフルブラックアウトに見えるが、少し角度を付けるとアーム内側とトップに施された鮮やかなウォーターブルーのラインが現れる

フィーリングとしては、高い剛性感反応の良さはそのままに、ヒラヒラ感とリアの超反応を少々抑えて安定感を増した感じ。踏めばその分しっかり進むし、ハンドリングもクセが無いニュートラルで乗りやすい。
そんな乗り味なので、ガチのレースは勿論、カーボンロードバイク入門車、カスタムベースとしてもムチャクチャお勧めですね。コレが入門用とかマジ贅沢ね、ヤバー

2017登場のニューモデルカラーラインナップはヨーロッパのトレンドを取り、シンプルなデザインに統一された

完成車の構成は以下の通り。

コンポーネントはShimano『105-5800』で当然11速、ギア比は52-36/11-28Tと旨いとこ突いてきてます。合わせるハンドル・ステム・シートポストはFSA『GOSSAMER』で統一、バーテープとサドルは『NEILPRYDE ORIGINAL』とし、ホイールはFULCRUM『RACING SPORT』。

「堅実にチョイスされていてそのままでも不満は無いが、アップグレードしたら効果がよくわかる」というイイ感じに絶妙においしい構成ですね。

ラモーンズ的にはとりあえず最初から変えたいのはBBとタイヤくらい。完成車の構成コスト的に仕方が無いのですが、やはりWISBONEの合体式BB『BB86SH』にマッハで交換したいとこ。タイヤはHUTCHINSON『エキノクス2』か、レーシーに行くならContinental『GP4000』がオススメです。

慣れてきたらホイールをROLFの『Elan Alpha』とかに変えたらもう最高だと思う、個人的に。

FSAのアルミステム&ハンドルに5800-105STIの組み合わせ。薄いタイプの純正バーテープはダイレクトな握り心地で反応の良さが際立つ

前後ブレーキキャリパーは105

前後の変速機も105-5800のブラック

引き締まった印象のリア周り。カセットは11-28T

ブラックの車体にはブラックのクランクが似合う。リングは52-36T、バイクのキャラクターを良く解っているチョイス

ホイールはフルクラム/レーシングスポーツ、入門ホイールながら頑丈で良く回るハブと、スタンダードなスポーク構成で何にでも使える

単品販売設定が無いニールプライドオリジナルサドル『NP Race』

Try before you buy!!(試してから買ってや)って事 🙂

2017年よりイギリスに本拠を移したNEILPRYDE。ゼロベースのニューモデルは5月のナザーレ3待ちですが、まずはNEWビューラから想像以上にしっかりと仕上げてきたので、一ファンとしても安心の出来となっていますね。あ、言い忘れたけど当然のことながら電動コンポ対応フレームですなにより、この内容で税別¥299,800という驚愕のプライス。正直、元より強烈に評判の良かった基本設計に加えてのこの仕上がりなので、コレは試してもらうしか無いでしょ。

※試乗には店頭での身分証明書の提示と、誓約書の記載をいただきます。
※作業が詰まっている場合など、状況によっては時間をお待ちいただいたく場合もございますのでご了承ください。
※スカートなどスポーツバイクの試乗に適さない格好の方や、酔っている方草などでキマっている方試乗時にバッグなどをお預けいただく事に同意出来ない方など、試乗をスタッフの判断でお断りする場合もございますので、何卒ご了承ください。
※バニホ・ウイリー・フローティングターンなどアクションライド全部禁止。マジカンベン。

 

まあなんつーか、マジで良いバイクなので一回見に来てや^^

ラモーン


2017年4月11日

トレンドを追わない、という選択 / SURLY STRAGGLER 650B

女性オーナーの雰囲気に合わせて、淡いミントグリーンのフレームに柔らかい色合いの部品をチョイス。優しいイメージに仕上げつつも『中身はカッチリ質実剛健』な感じ。イイネ

と言う事で、今回は油圧ディスクブレーキロードコンポを、650(27.5インチ)ホイールに合わせたアドベンチャーライド仕様のサーリーストラグラーです!

『ストラグラー』とは列から外れた者、後れた者などという意味。
まあアメリカンブランドらしい言いまわしですが、ディスクブレーキ仕様で太タイヤ対応フレームだけどシクロクロスとかのレース用じゃねーよってカンジ。目を三角にして飛ばす人…は、ほっといて、マイペースに走る人向けのバイクって事なんですね。

最初から『業界トレンドの列』に並ぶ気が無いというか、まあ正にサーリーらしいフレームと言えます。

パッと見は、淡い色合いにコンパクトな車体でカワイイ雰囲気

小ぶりなフレームながら、ホイールも小さい27.5インチを合わせた事でバランス良いシルエットに

今回は「見た目はポップに、装備は確実な操作性を重視」がコンセプト。

小柄なオーナーに合わせ、フレームは淡いミントカラー弱スロープ気味のシルエットがカワイイ『ストラグラー650B』、合わせるホイールはメーカー推奨の650B(27.5インチ)サイズシマノ『WH-MT35』を選択。タイヤにはチェックのトレッドパターンアメ色のサイドウォールがステキ過ぎるRivendellの『ニフティスイフティ』をチョイスしました。

頑丈だけど無骨じゃないルックスがステキ!リムの純正ステッカーはダサすぎるので剥ぎました

タイヤ外周が小さいので踏み始めが軽く、高速域はワイドなロードギアでカバー。小回りも効くし、なにより小ぶりなフレームに合わせるとシルエットが綺麗にまとまるんですよ、マジで。

700C(28インチ)にも対応してますが、今回はディスクのセンターロック対応で丈夫で頑丈でストロングなシマノマウンテンバイク用ホイールを装着。フリーボディがロード11S非対応ですが、そんなんはedcoのクロモリモノブロック、もしくはキクちゃんとこのカセットをぶっ込めば問題無いし、ソコのアップチャージはホイールのコスパで相殺出来るので問題無し!変速もバッチリ!ギア比もロード基準で考えられるのでわかりやすく使い易い、最高ですね。

ローターはシマノセンターロックでメンテも楽々!ICE technologies ディスク × シマノ油圧キャリパーでどんな天候でもしっかり制動。

STIは油圧ブレーキ&ワイヤー変速のST-RS505、変速システムは11速の105-5800で纏めました。てかやっぱり油圧ブレーキ最高!

ワイヤー引きのブレーキに慣れすぎた方には『効きがリニア過ぎる』と感じるかもしれませんが、慣れたら良いだけの話です。操作のコツはレバーは握らないで引く』コレ200台が密集してハイスピードで追いかけっこなんて状況では敬遠されています。実際危ないでしょうし、調整が面倒※なのでレースでは中々普及しがたいかもじれませんが、一般ユーザーにはわかりやすいメリットがいっぱいなんですよ、マジで。
(※そんでも内蔵Vブレーキとかに比べたら全然楽ですし、安心感が違います)

『レバーの引きが軽くて、引いた分だけしっかり減速する』『ブレーキ掛けっぱなしでもフェードしづらい』『雨でも性能が変わらない』等々。手の小さな女性から初心者にもオススメです。自転車の新しい技術ってのは基本優しいんです。

まあ当然デメリットもあります。ディスクのゆがみに気を付けなきゃならんかったり、キャリパーの整備が少々面倒だったり。まあほとんどが乗ってる時に気になる部分じゃ無いので、そんなんあったら持ってきてくれればバッチリ整備しまっせ。

オモシロイカタチのSTI。見た目より持ちやすくて、ブラケットばっかり持ってる人に特にオススメ!ホールド感抜群

隠れた名作ジェイフィットアークハンドル。ドロップ部のアールが小さく、手の小さな人にドンピシャ

レースは考えておらず、基本はお友達(ロードバイク乗り)とのツーリング。ゆくゆくはツーリングにも行きたい!と言う事で、変速とギアはロード基準。コンポは5800の105で、ギア比は50-34の11-32とかなりワイドに選択出来るギアに。サーリーはシッティングでトルクを掛けるとグイグイスピードが乗ります。レース仕様じゃ無いので、クロスしたギアとかよりワイドな方が使い易いんですよね。まあキャリアとかを着けての旅仕様であればもっと軽いギアのMTBコンポとかが活きるんでしょうが、ほとんどのサイクリストにはロードベースで正解だと思います。

大陸横断とかするわけじゃねーんだし、ね。(※そういうガチ仕様は別途ご相談ください)

ロングアーチがステキな105RD、カセットはキクちゃんとこで削ったヤツね。変速バッチリ!

ブラックアウトされたボディがステキな105のクランクとFD、確実な変速性能が◎。コスパも最強クラスです

ペダルは定番のミカシマ、サドルは新鋭ADEPT、ハンドルはジェイフィットでテープはコルクと、結構堅実な内容でまとめました。カッコ良くてよく走る、あと丈夫で頑丈です。

ミカシマのフラットペダル。頑丈で回りも良く、メンテ性もgood!ツーリングには最強のフラペだと思う。あとクッソかっこいい

ADEPTのサドル。ニュートラルな形状としっかりした作り、なによりデザインが良いので合わせやすい

ペットボトルにも対応するTOPEAKの動くケージくん(商品名わすれた)超便利な定番ですね

なにはともあれ完成したストラグラーちゃん!お気に入りの一台です。

油圧ディスクブレーキは敬遠するお店さんも多いですが、モーターサイクルでもクルマでも当たり前の装備。今後は増えるでしょうから、一回体験してみて!ブリーディングとか整備もお任せください。

尚、コスパ重視のワイヤー引きディスクブレーキ仕様などもできますので、こちらも是非ご相談くださいね。

ラモーン


2017年4月1日

アメイジング★エクスペリエンス / NEILPRYDE zephyr

結論は「スピードを維持したロングライド」に最適なフレームはコレ!
と言う事で、一部から熱狂的な支持を受けるAmazing Endurancer『Zephyr』です。

【スピード × レーシング】のイメージが強いニールプライドのバイクラインナップにおいて異彩を放つ、最もコンフォートで懐が深い『エンデュランス専用』という選択肢がこの『ゼファー』。瞬発力抜群でヒルクライムなども得意な『ビューラ』、高バランスで高速巡航が得意な『ナザーレ』と、各モデルの味付けがわかりやすいおかげで「そいや、ゼファーってどうなのん?」なんてよく聞かれるので、今回はN-Pが誇る耐久レーサーをご紹介。

発見!

良くしなり、反発力で進むロングライド向きカーボンフレーム。その乗り味は『不思議』な感じ!?

…あカタログの説明まんまですね、当然、悪い意味ではありません。
なんでかやったら進むんですよ、コイツ。
例えば、GDRの名車メテオスピードをもっと優しくした、みたいな感じが近いでしょうか。「よく しなって 、速度が伸びる」みたいな。タメをつくって反動でスピードが伸びるタイプなので、乗り始めは「踏みごたえが無い」と感じるかもしれませんが、リズムを掴めばぐんぐんスピードに乗り、登りも得意、んで脚が残ってる。そんなシッティングでのペダリングに向いた特徴が顕著なフレームという印象です。

ダウンチューブをのぞき、全体的に細身のパイプとアームで構成されたアウトラインは、不必要な筋肉を省いたマラソンランナーのような印象。

ちなみにこのゼファー、ありがちな「メインラインからの派生モデル」ではなく、最初から『エンデュランス』に的を絞って、専用に、特別に設計されているんだなこれが。大きくスローピングしたトップチューブと太いダウンチューブ、そしてユニークな形状のバックトライアングルにより生まれる「独特な乗り味」は、何かの【ついで】では出せない、スペシャルなプロダクトである証明なんですね。

シートパイプに沿うようにして繋がる、細身のシートステーは一見の価値有り。独特な絞りで魅せるチェーンステーもゼファーならではだ。

ウインドサーフィンの開発において磨かれたきた『しなりの方向性を限定する』というカーボンパイプ形成テクノロジーにより、反動に指向性を持たせて推進力を確保しているのでしょう。また、振動吸収や路面追従に重きを置いて開発された事も有り、スプリントなどは苦手な場面もありますが「滅多にそんな事しねーよ」っていう方や「長距離ライドがメインだけど軽いバイクに乗りたい」ってワガママさんにはメッチャオススメですよマジで。

ステム、ハンドルはコスパの良いアルミでスタート。まずはポジションキメから

上位グレードと遜色ないデュアルピボット構造で、十分な制動力ながらコストを抑えた105キャリパー

ロングライド中に遭遇する様々な状況においても適切なギア比を選べるスーパーワイド(11-32T)

クランクはコンパクトとノーマルの良いとこ取りのレーシングコンパクト

今回はBBやハンドル幅、コンチのタイヤ、そしてシルバーの105などなど、細部に拘るためにフレームセットから組みましたが、ブラック105完成車の設定もあります。

BBは当然、合体式でキメッキメだ!今回はプラクシスワークスを選択

ホイールは頑丈さ重視のShimano-RS、タイヤはグリップ力と耐パンク性能が超高バランスで死角の無いContinental GP 4シーズンを採用

ってなわけで、

★トップスロープが強めな角度なため、女性や小柄な方に。
★乗りやすさと懐の深さから、はじめてのカーボンバイクに。
★脚への負担の少なさから、ハイスピードなロングライドやブルベの相棒に。

「どうしてもスパルタンなカッチリレーシングマシンにしか乗りたくない〜」という方を除き、オールラウンドに何でも出来るバイクとしてニールプライドのエンデュランサー『ゼファー』をオススメします!ラモーンズ的にね。


2017年3月25日

同調する意思 / SCOTT FOIL vs R9150 Di2

ホワイトを軸に、胴周りのブルーそしてポイントにレッドを加えた『国内限定カラー』の配色がスーパーかっこいいスコット家の2015フォイルさんに、新デュラDi2が装備されたステキムテキ仕様が完成!イメージキャラは当然『今泉くん』。フォイルで40km/hから更に加速するスカしたあんちゃんですねステキ!

ラモーン的には無骨なエアロ形状と上記のカラーから、どうしてもガン★ムを連想してしまうのですがウチのボスは「絶対に違う」と譲らないので正直うzすいませんガ★ダム関係無いです。そう思っただけなんですすいませんすいませんごめs

※ラモーンズはスコットの車両販売はやってません。

 

さて、気を取り直して。

今回はカスタム依頼で最新コンポをセットアップしました!
ラモーンズが用意したのは登場したばかりの新型デュラエースDi2【R9150】、対するはJAPAN LIMITEDカラーに彩られたスコットのエアロロード【FOIL】。

ホワイトを基調としたフレームに漆黒のデュラDi2コンポが絶妙にマッチかっこいい

もう見るからに【走るオーラ全開】のシルエットがステキ不敵かっこいい

こちらのフォイルは電動対応フレームではありませんが、シマノ汎用グロメットとDi2ワイヤー固定テープ、そしてBB下のガイドを”ちょいちょいっ”と加工する事でバッチリスッキリ収まります。

コンパクトで握りやすく、手の小さな方や女性にもオススメなSTI。滑り止めメッシュパターンが入ったブラケットカバーは、一度使うとヤミツキなレベル。

ところで新型のSTI「なんも変わってないやんけ」とお思いのアナタ!実はメッチャ進化してます。

まずは、更に使い易くなったブラケットとレバー形状、そしてブラケットカバーには機械式でお先に登場した『滑り止めのメッシュライン』が。そして、何よりシフトレバーのタッチが全然ちがうものに変化。コレは、変速はスイッチ式ですが、レバーのヒンジ位置を「ブラケット内部・ブレーキレバーの付け根付近」から「ブレーキレバー裏の見えるとこ」まで下げ、更にストロークの調整が入った事でカッチリとしたタッチを実現!芸が細かい!

ヒンジからスイッチまでの距離が近くなりレバーの”たわみ”が少なくなった事で、ダイレクト感がアップ。また、コレによってレバー部の必要剛性が下がって軽量化にも良い影響が出たのではないかと推測されます。シマノすげー!

正確、且つスピーディに変速を行うフロントディレイラー。各部の仕上げの美しさと変速の速さはデュラグレードの特権

シャドー化されて完全に構造が変わったリアディレイラー。スタンダードのプーリーケージが長く、11-30という絶妙なカセットが使えるステキ仕様。当然変速は速く、しかもチェーンの暴れにも強い『特徴全部入り』とかヤバー!

Di2の目的は、レバーを引く「変速アクションという操作動作」を楽にし、「体力消耗時でもしっかりと適切なギア比を選択できるようにサポートする」という事。しかも満を持して投入された『シンクロシフト』機能によって更に操作を単純化!無意識下での負荷までも軽減する超ステキ仕様なのですねマジカ

※ちなみにシンクロとは、「設定時に入力された前後のギア比から、適切なフロント変速タイミングがシステム側で管理され、アップ・ダウン共にリアディレイラーだけを操作していれば、設定ギア比に至った時点で自動でフロント変速(同時に適切なリア変速のフォローも入る)が行われる」システム。つまりは、フロント変速を勝手にやってくれるので、意識しなくても有効なギアを使い切れる訳です。

しかもコレ、ブルートゥースユニットを介してDi2の新しい機能「ワイヤレスセッティング」ができます。つまりは、AndroidもしくはiOSを詰んだスマホかタブレットが有れば、ホイール変更などに伴う使用カセットのギア比設定変更など、出先でいつでもシンクロシフトのセッティングが可能。更には、コースの試走などでフロント変速タイミングの悪い状況があったとしても、その場で変速タイミングを任意で変更出来る!しかも5つまでセッティングデータを端末に補完しておけるオマケ付き!死角がない!!

さらにね、コレ↑を最大限に活かすため、DTIの上部ボタン(デュラのみ)はRDの変速スイッチに割り当てました。ブラケット上部先端のボタンで全ての変速操作が完了してしまうので、ヒルクライムとかには最高過ぎてもう大変ですよマジで。

バッテリーを探せ!総北ステッカーの貼られたゼッケンプレートはCDJのドライカーボン製をチョイス。ちーばくんラバーは珍しい正面からの・・・誰!?

総北高校の校章をあしらったエンドキャップが鎮座。こういうアイテムは気分をアゲるので実はメッチャ大事

ほんで忘れちゃいけない精神チューン。オーナーさんの大好きな作品「弱虫ペダル」のステッカーを貼ったゼッケンプレートや、校章入りエンドキャップなどもしっかり装着!

こういうのメッチャ大事。
だって趣味だもん、好きなモンはのっけられるだけ乗っけたら最高ですよね〜

結構ヒルクライム等のイベントに出ると言う事で、チェーンリングはコンパクトをチョイス。併せてアーム長が長かったので体格に合った長さに変更、回転重視としました。

そんなこんなでヒルクライム&おーちゃくライド仕様のできあがり。
全力で楽しんでくださいね^^

少々コストがかかりますが、デュラエース、そしてDi2の各機能は初心者からレーサーまで、全ての方にオススメです!

一度その恩恵にあずかちゃうと、もう戻れない効果の高さ。新型バッテリーの在庫もありますので、Di2が気になった方、シンクロが気になった電動ユーザーさんは是非ご相談ください!