説明しよう!コレがR9100デュラエースの全てだ!!
我がラモーンズにも週末に新しいデュラ様が来たのでその紹介をば・・・
シマノの旗艦にして、レーシングロードバイクコンポーネントの頂点である『DURA-ACE』。
型番も7800 → 7900 → 9000と来ていたのに今回は頭文字にRを冠し『R9100』に!
つまり今回は『ブラッシュアップ(磨き上げ)』では無く、
『レボリューション(変革)』であるという事か!
モデル名からも滲み出るシマノはんの本気・・・
まあ、それは半ばコジツケですが、マジでヤバいよコレ!
シマノMTBコンポの特徴を導入した「ほぼ別物に近い設計」でありながらも、ほぼ完成された皆が思っていたワイヤードの頂点『9000』よりも全体の動きが良い!更に、それでいてユーザーが今までよりも使いやすい構成で、そのうえ悪条件に強いMTBコンポの特徴まで備えたという『全部入り』状態!!
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さて、では基本構造自体の大きな変更、そして根本的な設計の見直しが行われたDURA-ACE R9100の各部品を、実測重量やDURA9000との写真比較をしながら紹介しまっす!
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まずはクランク!否定意見ばっかりですが、実物は超カッコイイから!
ほんで軽量高剛性で変速性能も最高なんだからまあ、そりゃ文句も言いたくなるわな。
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お次はSTI!
相変わらず細身で持ちやすいグリップが更に進化!ココは9000/ 9001共によっぽど手が大きい人以外には超好評だった部分ですが、更に進化して使いやすさ倍増!シフト時のリーチも短くなって、もうなんかビックリだよ本気で。
ん?手が大きくて使いにくい?だったらブラケットにもバーテープとか巻けばいいじゃない。
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ほんで次はブレーキ!
トッププロ選手の意見を取り入れ、形状等の大幅変更により剛性を大幅にアップさせたキャリパー。
見た目では他グレードや他社製キャリパーより前後長が有るので、なんかゴツく強烈に見えるが、まあ実際その通り。マジゴツイ。でもそんな重いわけでは無い。軽量さよりもストッピングパワーとコントロール性を重視した作りは、まさに勝つための設計と言える。正直男らしい。カッコイイ。
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次は全く構造が変わり、その見た目から『セッティングが難しそう』『その前にワイヤーの取り回し方が謎』『付け方ミスると爆発するらしい』などと、根も葉もない噂が絶えないかわいそうなFDくん。
実際は、ワイヤーの留め方が今までとちょっと違うだけで、特に不具合を起こすような事はありません。
引きは軽くて速くて正確、一言で言うと最高です。
なによりも、ロングアーチの『アーチの角度で引きの強さが変わる』『初動が重く、動き始めると急激に軽くなる』といったクセが無くなったのが大きいんですよ奥さん。
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さーお待ちかね、もう明らかに一目でフルモデルチェンジが解るスーパーヤバいRDだ!
まずは、長くなったケージのおかげでSTDで30Tまで対応!イイネ!
また、シャドーディレイラー化によって、『RD本体の主要な部分が元来の位置より内側にセット』されている為、ボディからディレーラーのはみ出しが少なく、転倒時や接触時などにRDやハンガーがダメージを受けづらい構成に。また、併せてハンガー取り付け部にもう一つリンクを設ける事で、プーリーを介したチェーンテンションが変動しづらく、またワイヤー受けの有る部位は、変速による位置変更がほとんどないために、『ギアポジションによる、受け部の移動とシフトワイヤーの曲がりを起因とした抵抗』が軽減されている。これらの新機構により、不整路でのチェーン暴れによる駆動系のトラブルや、ギアポジションによるシフトフィーリングの変化、さらには衝撃などを起因とする変速不備なども激減させる事に成功した。
また、近年のフレームメーカーによる無茶なRDシフトワイヤーの配置に対処するため、窮屈で角度のキツい取り回しになりがちなフレーム後端のアウターのみを『スパイラル構造』の特殊アウターで新設計した。コレにより、電動化しか考えてない程にワイヤーの取り回しスペースが少ないフレームでも、理想的なワイヤリングが可能となった。
微妙な評価を下している方々もいらっしゃるようですが、ラモーン的にはR9100のRDは、シマノロードコンポのブレイクスルーと言っても過言では無いと思います。だってね、こんなにMTBの技術を積極的に、しかも基本設計からこんなに色濃く取り入れて構造を変えた上に、ソレを以て『ピュアにロードでの効率を追い求めてきた今までのデュラ』の性能を上回るなんてさ、スゴイやん。メッチャカッコイイやん!
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最後にカセットスプロケット!
新型の11-30Tも見せたかったのですが、初回デリバリー分は11-28Tだけの設定だったのでまずはスタンダードなこちらをチョイス!
11-30というワイドギアが使えるようになって、走りの幅が拡がりました!
効率の良いギア比で踏んだ方が、無理に根性入れるより速い
ってのはもはや常識です。
速く楽しく走りたいなら、自分の力量と走る場所に合った『サポートしてくれる機材』を選択しましょう。
※このご時世に『男ギア』だの『乙女ギア』だの、ナンセンスにも程があります。
ちなみに、ラモーンズには11-32Tを使ってメッチャ速い選手がいます。ロングを競技速度(勝てる速さ)で走りきる体力と、JPT選手とトレーニングする技量を以てなお、勝つために超ワイドなギアを採用し、実際ジャパンナショナルに選抜されるだけの成績を挙げています。
実際、カッコイイよね!
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いや〜こうやって実際触って、着けて、いじって、見てみると、残念なのはプレスフィットBBくらいです。
今回もSM-BB92-41Bでもう何年も変更ないですからね。明らかな温度差が見えますが、まぁ樹脂カップの圧入方式じゃ仕方無いですよね、やりよう無いし。まあココはウィッシュボーンでいきましょう!
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・・・とまあ、気持ち悪いぐらい褒めましたが、仕方無いんです・・・・
悪いとこ探しても良くなった部分が多すぎて突っ込めないだよー!
だってさ〜、無理に粗探ししても寒いじゃん!
そんなわけで結論。
SHIMANO DURA-ACE R9100は機械式の頂点!
装着するのがTTマシンで無ければ、間違い無く買って損はありません。
次のブラッシュアップまで、存分に楽しんでドヤりまくってください^^
はっきり言って、現時点でワイヤー引きコンポの頂点はブッチギリでR9100です。
※11-30Tカセットは2016年11月中旬、170mm以外のアーム長のクランクは12月頃の入荷予定。
絶賛予約受付中です!迷ってるならイキましょう!注文待ってます!!!!w