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2018年6月22日

“remix” The Fighting Spirit of ZERO:FUJI SL3

というわけで、今回のFUJI-remixは 【ゼロファイター】×【FUJI SL3】

昨年末にラモーンズ×FUJIリミックスで製作したトランソニックは独逸のメッサーシュミットさんをモチーフにしましたが・・・

“remix” サーチ&デストロイソニック!:FUJI TRANSONIC

今回は日本戦闘機のアイコン零式艦上戦闘機】をイメージ

かなり濃いめのメタリックグリーンをメインカラーに、日の丸を模した紅色のブランドロゴ。零戦では視認性を低めるために塗られていた腹下のグレーを、アバンギャルドな幾何学模様にアレンジしてドロップ。

また、このスペシャルなフレームカラーを引き立てるために、コンポーネント類はモノトーンで統一。そして組み合わせるタイヤにはスキンサイドを選択し、モダンなフレームながらもノスタルジーを匂わせる出来となりました。

まあヤバいよね、クッソかっこいい。

全体の印象は落ち着いた雰囲気

落としめの落ち着いたカラーリングに紅色のアクセントが効きまくり

サイドスキンタイヤが自然に入る

皇紀2600年制式採用だから00式で零式らしいぞ

零戦の開発元と言えば三菱重工ですが、ライセンス生産で大きな役割を果たしたのが中島飛行機。戦後の解体後は富士重工(SUBARU)を筆頭に、多くの会社が”富士”を冠した社名で独立し、各々が現在も存続しているのは有名な話ですね。

まあ、自転車のFUJI BIKESとはまったく関係無いんですけどね。
なかじまー野球しようぜ!※正解は磯野

★塗り分けパターンは【Elite】

赤は紅、それは誇らしき日の丸カラー

トップチューブ上面にはグレーベースのカモ(アバンギャルドパターン)

フォーク先端の内外にもアクセント

ヘッドからリアエンドまで続くサイドラインとSLのロゴ

チェーンステー内側にもレッドのロゴ。こんなにいっぱい入ってるのにクドく無い

FUJIメインロゴも鮮やかな紅色

フレームメインカラーは細かいラメの入ったグリーンなので、光を当てると一気に表情が変わる

要所を押さえた部品チョイスで、コストを抑えつつ高性能に

コンポ類は元の愛車から移植の6800系アルテグラ一式で固め、慣れ親しんだ操作フィールを継続させた。また、ハンドル・ステム・ポストおよびサドルはFIZIKで揃え、見た目の統一感は元より、ブランドの画一化によるマッチングの最適化、各部品の最大限の性能発揮を狙っているって感じですよ。

ほんでね、もはや念仏のように繰り返しているけどBBは当然WISHBONEです!重要

このフレームはPF30規格なのでBB86仕様などよりコア部の幅が狭いのですが、BB30規格のクランク(Qファクターどころかクランク軸自体が短い)とか使う事はたぶんきっと一生無いので、シマノ幅のウィッシュボーンをぶっ込むってわけですね。

そーすると、『余ってる両サイドの隙間をアルミブロックで埋めてコア剛性アップ。ベアリングをフレーム外側に配置して軸受けベアリングスタンスを広げる事でベアリング負荷を低減しつつ安定感もアップ』と、良いこといっぱい。マジおすすすめ

ホイールはFULCRUM RACING 7 LG。アフターマーケットのエントリーグレードホイールだが、スチールアクスル×ワイドリムと頑丈さは折り紙付き。また、Jベンドの引っかけ式スポークを採用しているので、不意のスポークトラブル時にも代替品の用意がしやすい。安心。

キモはタイヤ。コンパウンドの変更から劇的に生まれ変わったVittoria CORSA。コレ!曲がる・止まる・走るの三原則を二段階くらい上の次元に持って行ってくれるスペシャルワンですね。あえてデメリットを上げるなら耐パンク性能くらいかな。

素晴らしく動きの良いSTI。まったくもって現役バリバリの6800STI

ステム・ハンドルはFIZIKで統一

デュアルピボット式が採用された最初のアルテグラブレーキ。効きます

クランク・FD共に6800。BBはウィッシュボーン(言及本日二回目)

選択ギア幅が狭く結局トレンドには乗れなかったが、動きに関しては現行のシャドー式よりも繊細で、実はスプロケット追従性がとっても高いデュアルテンション式RD6800

ポストもサドルもFIZIK。サドルはファンの多い万能タイプANTARES

FULCRUM RACING7 LGに組み合わせるのは、超絶ハイグリップのレーシングタイヤVittoria CORSA

現代の戦闘機

防弾性を捨てて極端に軽量な構造とし、圧倒的な旋回能力で格闘戦を得意としたアタッカー『ZERO FIGHTER』。美しいボディデザインもあって、現在も世界に多くのファンを持つ伝説の名機ですが、その儚くも特化した特徴はまるでロードバイクの様でもあります。

レースというピースフルかつ激しい戦場で暴れ回る現代の”ZERO”。そんなイメージですね。

ちなみに・・・

このSL3ですが、SL1に比べて良い意味で硬さが和らいでいるのでスーパー乗りやすい特性が特徴的です。素直な反応に加えて振動吸収性も高く、なんだかんだでフレーム単体重量も900g台と、なんか死角の無い出来。

さらに、remixなら完成車よりもサイズ展開の多く、その上カラーリングオーダー込みで税抜き19万円を切る驚きのコストパフォーマンス。学生や女性にも、初めてのカーボンロードにもむっちゃオススメです。

いくしか!!

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2018年3月9日

打ち捨てられた弾薬箱、その趣 / ARGON18 RADON

今回はARGON18(アルゴン エイティーン)の絶版カーボンバック「ラドン」をカスタム。

★カスタムはハイエンドバイクだけの特権じゃないぞ!

このブランドの本拠地はカナダ。最近はUCIプロツアーチーム「アスタナpt」が採用したことで、国際映像にも良く映るのでようやく人気が出てきたって感じですが、元々はエアロフレームに定評が有り、主にトライアスロン界では元より有名なブランド。中でもラドンは、入門に最適な乗りやすさと快適性を特徴とした・・・って、まあこのモデルはもう絶版なので、今はラインナップには無いんですけどね。

さてさて、実は以前に「使い込まれて錆びた弾薬箱」をモチーフにフルペイントしたカーボンバックアルミフレーム。オーナー様の愛着が強く、メインレースバイクは別に有りながらも、練習やローラーで乗りまくってイイカンジにヤレてきたという事で、この度、晴れてオーバーホールついでにブレーキとか色々アップグレードと相成りました!

心配になるほど「ヤレた感じ」を醸す見た目に反して、パワーメーターまでつけちゃって「結構本気なのがステキ」仕様ですね。

茶色いサビとか絶対出ないアルカーボンも、カスタムペインターの妙技でこの通り!

コンポ構成は5800/105をメインに6800/アルテグラをミックス

性能を左右する要所にはハイクオリティなパーツを奢る

今回奮発したのは前後のブレーキキャリパー。Rシリーズはコントロール性、ストッピングパワー共にハッキリ旧型よりイイカンジ。その性能はほぼ確実に体感出来るんじゃないかな

ロゴはあえてステンシルフォントに変更。細かいキズやアバウトに塗ったっぽく見せるとか芸が細かい

綺麗なパイオニアのパワーミーターとwishboneのBBが、錆びと対照的で映える。wishboneはJISタイプもベアリング交換可能なうえボディも高精度でマジオススメ。ちなみにBB周りの錆、ザラザラとした手触りまで再現

ステム・ハンドルは堅実な作りのプロファイルデザイン。留めにはβtitaniumのボルトを使用し、リアル錆を排除。わざと雰囲気を作って見せるからカッコイイんであって、ガチの錆びまみれとかキッツいよね。色々と不具合も出るので気をつけませう

バーテープはシリコン100%でグリップ最高なマジックワン。シャケのブラケットカバーと合わせて快適!

クランクは5800/105、53-39Tでゴイゴイ進むぞ

FDは受けバンドを介して6800アルテグラのロングアームを装着。バンド一体式FDは使い回しが難しいので、バンドは別体で用意するのがオススメ

良いタイヤと良いブレーキは性能アップの基本、ホイール変えて平均速度上げたらセットでイキましょう。制御できないスピードとか危ないだけだから、マジで

コレも今や手に入らない名品。グラファイトデザインのカーボンシートポスト。サドルはなんか青いね

ホイールは、スイスのedco engineeringから、クッソ回って頑丈なアルミリムの【JURIER】。コレも絶版の逸品

いやー、カッコイイねコレ。2013年に作って、もう5年になりますが全く古くささを感じない!さすがハウティペイントさん、良い仕事しますね。
あ、物理的な退色はしてますよ。塗料なんだから値段に関係無く色褪せていくのは仕方ないじゃん、傷もつきます。マット塗装は弱いので、一部は半艶出ちゃってたりもします。が、当ったり前です。
まあしっかし、エイジド加工して出した「風合い」の前ではあまり関係無いんだな〜これが。元からわざと擦り加工とかしてるし、どれが後からのキズなのかさっぱりわからない。それどころか、味の深みが増した感じ。

【いとをかし】ってヤツですね。
美しく、愛らしく、滑稽。しかもベリー!的な、まあコレです。


2018年1月8日

自由にやったらいいじゃない / ARGON18 E118 “Mega Sports Custom”

ブランドの顔、”フラッグシップモデル”ならではの圧倒的な存在感を醸す【E-118(イー・ワンエイティーン)】

『TTマシン』×『ドロップハンドル+STI』=メガスポーツ

ということで、今回はカナダのスポーツバイクブランド【アルゴン エイティーン】の旗艦TTマシン【E118】をロードバイク的アプローチで組みました!なので、フルカーボンの専用TTバーもブルホーンも使いません。ヤバー!!

UCI?ITU?いや、出ないレースの規格に合わせる必要は無いでしょう。って事で、現在は後継機【E119】と【E118  NEXT】にそのバトンを渡したとはいえ、アイアンマンレースやITU(トライアスロン世界選手権)で常に高い成績を残し、現在も様々なレースで活躍するガチのTT戦闘機に『ドロップハンドル+STI』を装備。高い巡航性能はそのままに、ロードバイクの乗りやすさとフレキシビリティを追加したメガスポーツに仕上げました。

・・まあ細かい事は良いとして、ムチャクチャカッコイイのがでけた!

アメリカ、ハウスオブカラー社の【サンセットオレンジ】をベースに調色した専用オリジナルカラーで全体をペイント。ユニークで深みの有る色合いが特徴

メーカーロゴやラインはホワイトで統一、構成部品は基本ブラックベースで締める

オリジナルのオレンジにホワイトが映える

フレームはフロントフォークの補修をきっかけに全塗装。デザインはオーナーが作り、ペイントはおなじみヨコハマのカラーモンスター Haughty paint に依頼。カスタムペイントの世界ではナンバーワンの知名度と支持を誇る『HOUSE of KOLOR』の塗料をベースにオーナーの好みに合わせて調色、このバイク専用のオリジナルオレンジを作り上げてフルペイントしました。

各部のロゴに加え、トップチューブ上面とダウンチューブ下面にはアメリカンレーシングストライプ、そしてフォーク内側とリアトライアングル内側にも鮮烈なホワイトを使い、深めのオレンジをメインとしながらもベッタリとしない爽やかな印象に。

フォーク一体型ステムは31.8φのハンドル対応、ウイング形状のハンドルが絶妙なマッチング。新型電動アルテST-R8000は片側3ボタン式になったほか、握りもコンパクトで使いやすさ◎

独特の形状を見せるハンドル。上面は手を置きやすいフラットな翼断面、下ハンドルは細身で握りやすい楕円から、エンド部のみ真円になる手の込んだカタチで驚きのフィット感

バーエンドに仕込まれたDi2ジャンクション。ボタンとインジケーターLEDを備え、Di2の簡易コントロールや、内装バッテリーであればここから充電を行う

こだわりのコクピット、コントロール周り

バーエンドにジャンクションを埋め込む構成とするため、当然ハンドルも対応品が前提。カーボンで軽量で高剛性で、最新のシステム内装に対応してるモノって条件で探してヒットしたのが、このシマノPRO【VIVE aero compact】カーボンハンドル。

エンドジャンクション構成に必須の3way電送ワイヤー(分岐ジャンクション)は、分岐部分が太いので、引込口が狭かったり場所が悪かったり、また中壁の処理が甘かったりすると組み上げがスーパー面倒になります。が、このハンドルは流石PROと言った感じで取り回しがしやすく、ワイヤー口の位置も穴径も絶妙でした。このあたりがムチャな仕上げだとワイヤーが引っかかり、引きが悪くなったりワイヤ寿命が短くなったりしますので、結構重要です。そんなわけで細かいところも秀逸なこのハンドル、メッチャオススメ。

オススメと言えば、MAGIC ONEのシリコンバーテープ、コレも良いです。シリコン100%ってだけあって、ぐいぐい力を入れて巻いてもよく伸びて厚ぼったくならない、でも表面は柔らかいので、握ると手に馴染む感じは独特です。グリップ力と衝撃吸収性の高いバーテープを探してて、ゴム系グリップが好きな人には特にいいかも。

フルチェンジしたFD-R8050。本体は一回りコンパクトに、ブレード形状も動き幅も変わって新型クランク規格にマッチ。スッと無理なく入る動きは安心感高め

R-8000クランクに組み合わせるのはRIDEAの新型楕円リング。楕円率は±2Tで、変速性能を損なわずに、自然に楕円の恩恵が受けられる仕様。アウターリングには独自形状のエアスクープが彫り込まれ、剛性を保ちつつも軽量化に貢献している。っつーかまあカッコイイ、無骨スタイリッシュ

形状を一新、30Tまで対応となったRD-R8050。変速の正確さはもとより、内側にボディを逃がした設計で外圧に強い。またMTBからの技術継承を受けたシャドーRDはチェーンの暴れにも強いので、楕円リングとの相性もステキチックなカンジ

バッテリーは外装タイプを選択。こちらにするメリットは電池容量の大きさと、充電の際に電源近くまで車体をもって行く必要が無いこと。結構こっちを指名するサイクリストも多いので、用途に合わせて選択したらイイネ

BBはもちろん、あたりまえのようにWISHBONE。精度、剛性、フレキシビリティ、どれをとっても他の選択をする必要が無い

駆動系は新型アルテDi2+鉄板オプション

新型アルテDi2に関してはもうなんつーか最高なので詳細はココで。

はい。そんなわけで『片方3ボタン式』で、『Bluetoothでスマホからソフトウェアアップデートや調整が出来る』うえに、『シンクロシフトで楽ちんクルージング』といった面白要素が満載のなんかやたらステキな変速システムが特徴ね。

そこに組み合わせるのはラモーンズオススメのRIDEA 楕円リング【POWERING Lami-Flow】。空力を高める削りが特徴ですが、ポイントは『効果』と『変速性能』と『リング剛性』のバランスの良さ。違和感なく変速が出来て巡航時に実感出来る効果もある、ステキリングなのですよ、マジで。

ほんでBBはおなじみwishboneの【BB86SH】でセット。年末のオーバーホールで何台もベアリング交換をしましたが、もう安心感も整備性もダントツですね。もう樹脂カップには戻れません。

ブレーキはARGON18がTRPに専用で作らせたインテグレーテッドV、フォークと面一のエアロ特化型

ポストは専用カーボンASP7000、前後逆に装着する事でセットバックも出せる優れもの。フレームのアウトラインを際立たせるために敢えて塗らず、純正ブラックで雰囲気を締める

ボトルケージはデッドストック、GDRのカーボンを使用。出し入れがしやすく、ホールド感も絶妙でそして頑丈。スタイルも良いので、再販が待たれる逸品ですね

edcoフルエラライト80mmチューブラー、日本には1セットしか入ってこなかったスーパーレアホイール。軽く、強烈に回るハブと相まって巡航性能の高さは驚愕の一言

ってなわけで完成しました、E118 メガスポーツカスタム!

フラッグシップフレームをベースにした贅沢な内容となりましたが、その甲斐あってまあはしる走る!狙い通りの巡航性能に加え、ステム一体型のフォークは剛性感抜群。握りやすいハンドルと相まって路面のインフォメーションもわかりやすく、コーナーにも安心して入っていけます。

こんな感じで、レギュレーションや慣例に縛られないカスタムってのも有りでしょ。
ガチレース用とは別に、こういった遊び心あふれるカスタムとか良いでしょ。楽しんでる感出まくってるヤツね、自分だけのスペシャルな一台で気ままに走るとかもう最高だと思います。・・・シーズンオフの間に、色々やっちゃいません? 絶対面白いから 🙂


2017年5月26日

RATROAD “the GREASER” / SURLY STRAGGLER

色々と凝ってたために完成が遅れに遅れ、こないだやっと完成したストラグラーですマジかっこいい(セルフ

ホットロッド・カルチャーへのオマージュ

はい、愛車自慢です。
今回は兼ショップデモバイクとしてカスタムの見本になるべく、気の向くままに製作したストラグラーを紹介します!

ソルトレイクフラッツのボンネビルスピードウィークにてシュートされた、クソかっこいいホットロッド

 

カスタムイメージのベースにしたのはHOTROD(ホットロッド)。
その中でも「外装がサビてボロい車体」をベースに、足回りやエンジン等を綺麗なパーツでカスタムした『ラット』スタイルのホットロッドをイメージ。

元よりラットロッドが大好きなのもありますが、題名にもあるグリーサー(グリースガンやメカニックの事ですが、スラングでは”カークラブのメンバー”ってか不良の事。ポマードで髪型をオールバックにぴっしりキメてのも由来とか)が乗りたがってくれるくらいカッコ良くしたいとか思ってしまったのが始まり。「だったら本気っぽいけど微妙な足回りやビレットパーツ、あとヤレた雰囲気を入れよう。」って感じ。

 

外装のヤレ具合と足周りの美しさのギャップがヤバすぎる1935フォード。もう言葉が出ない、完璧すぎる

ベースフレームはサーリーのディスクロードフレーム「ストラグラー」

ホットロッドと言えばやはりベースはアメ車。
んで、中でもアウトラインにクラシックテイストがしっかり残っていて作り的にも頑丈一辺倒なサーリーから、車種はメカメカしい外観が特徴のディスクブレーキを搭載した「ストラグラー」に決定。

47Cのぶっといタイヤで「サスペンションでもついてんのか!?」って乗り味の超フワフワマッタリ仕様。当然、性能部品も妥協せず選択し、シッティングでトルクを掛けていくとグイグイ進む巡航快適タイプに。お散歩からちょっと長いお散歩、更には悪路を含んだルーティングのエクストリームお散歩までバッチリ対応としました。「つい出かけたくなる感じ」ってヤツね。

 

フレームは深いグリーンをベースにラスティな感じで全塗装

バーテープ・サドル・タイヤサイドをブラウンで統一。メインカラーのグリーンと相性バッチリ

ゴツイ鉄フレームとぶっといタイヤで重そうに見えるが、よく走るのでほぼ気にならない感じ

ダウンチューブにはレタリングでRAMON BIKES(フレームバッグを着けても見えるように、位置は下側にオフセット)

カスタムペイントと部品カラーのチョイスで統一感を

フレームは錆湧いてる田舎のトラックっぽい感じでオーダーペイント。基本緑とオレンジが大好きなので、今回もそんな感じで纏めました。

オレンジが暖色で黄色と赤の間なので、ちょっと色合いがズレても気にしない!って事で、オレンジの他に色入れたい部品はゴールドとブラウンで纏めたらイイ感じになったとさ。

さて、そんなわけで部品選びですが、コンポはなんか知らんけど手元にあったアルテグラと決まっていますので、まずはしなびたSTIブラケットカバー「鮭握り」に変更。もう完全に定番ですが、良いんだから仕方無いでしょ。色は当然オレンジで、バージョンはタッチの良さでソフト。尚、ブラケットを強く握る人やその状態でひねる事が多い人にはハードがお勧めです。合わせるバーテープはSALSAの唐辛子ブラウン。コルク系テープなので握りも良く、タイヤのサイドウォールにバッチリマッチ!

ヘッドセットはクリキンをBBと合わせたゴールドをチョイス。このヘッドセット、弊社代表が大陸横断の旅に出た時に使っていた逸品で、「現地でOHできないから」と、ノーメンテで二大陸横断してノートラブル。「どこまでいけんの?」と、現在もまだバリバリノーメンテで使っているのに動きに問題が無いヤバいヤツです。ちょい高いけどイイヨ!

CinelliのフルカーボンワンピースドロップRAM3もアルテグラSTIもイイ感じ。絶望的に浮くか?と思いきやそんな事は無い

ブラケットカバーは定番の「鮭の握り」、カラーは焼鮭色/バーテープは唐辛子マークがカッコイイSalsaのブラウン

ヘッドパーツはクリキンのゴールド、ライトはバレットを選択。ベルはシンバル型がシブすぎるので採用!ヘッドバッジはナナメにズラしてBOM!ステッカーはキズ防止にもなるんだな〜

ぶっといタイヤ、てかグラベルロードマジでオススメ!

冗談じゃなく「ショボイ段差」とか「道路の継ぎ目」とか無かった事にできます。乗り心地良いだけとちゃう、草むらとかそのまま突っ込んでもオケーな感じ。あと何つーか安心感がスゴイ。コレ重要ね。

ディスクブレーキってのもポイント高いですよね、だって、フレーム規格のキャパシティ内なら、今後700Cのホイールに変えても良いし、650Cでも650Bでも29インチでもイケるってんだから遊びがいが有ります。

レースやヒルクライムとかなら、ニールプライドとか本気ロードの方が絶対速いしむしろ楽ですが、ダラダラ走ったりよくわかんない裏道や脇道にぶっ込んでくのが好きならグラベルロード(GR)が最強でしょ。MTBって選択肢もあるけど、本気ダートを走るってのじゃなければ、で、道中も楽しむなら絶対GRの方が楽です。

シマノXTハブ×DTコンペスポーク×velocityリムの手組ホイール。WTBの650B×47C チューブレスでフワッフワ。チューブレスは入れる時は面倒ですが、走りは最高です。リニア感がスゴイ。フワフワなのによくススムくんヤバー

マウンテンバイク用のXTハブなのでフリーボディはロード11S未対応ですが、キクちゃんとこの削りカセットでまあなんとかなって良かったの巻。変速はスルッスル決まるしマジ純正セット最高

手持ちの部品を上手く使った構成を考える

今回のバイクも緑に塗ってしまいましたが、「よく考えたら前に作ったヤツも緑だったな〜」と思い出し、合わせて見たらピッタリ!ボトルケージとハンドルは昔色塗って作ったヤツをそのまま流用してます。そんな感じで、カスタムを始める際には「自分カラー」を決めておくと、後々何かと得します。というか、部品のチョイスもし易いし、ミックスしても違和感が少なくバランスが取れるんだなコレが。

ちなみに、コンポも余ってたアルテ一式をどう使うかから考えての構成ですので、ブレーキはワイヤー引きのディスクにしました。良いワイヤー使ったから引きも軽いししっかり止まる。安心です。ロードコンポが余ってるかた、グラベルロードがオススメですよ!10sコンポとか、タンスの奥に眠っていたらもったいない!10sとか、チェーンは耐久製あるし、部品は安いし、使い倒すには最適じゃないですかヤダー!!

 

Cinelliのカーボンケージ『HARRY’S』は、メタリックグリーン×オレンジにペイント

クランクブラザーズのクリートペダルが最高過ぎる

先ずなんちゅーかカッコイイ!コレ!
で、他社のSPDと違ってシングルスプリングだから「ヌメッ」っと入る!
MTBをはじめとしたダート系メインのブランドだけあって、丈夫さとクリートをキープする力の強さは折紙付き!クランクブラザーズのペダルはマジ最高です。

まあ僕はダラダライドメインなので片面フラペですが、そっち側も踏み面広くてステキ!初心者にもオススメですよ、コレ。

クランクはアルテグラ、チェーンリングはRIDEAの52-36T楕円リングを装着。±2Tの楕円リングは、ギアの切り替わりもソフトで使い易い。あとペダルが最高!

サドルは絶版になってしまったブラウンのゾンコラン、ポストはNITTOで、キーホルダーはコロナエクストラでキメッキメ

ディスクブレーキはワイヤー引きながら、ワイヤーをデュラのポリマーコートでまとめてイイ感じに!

カセットは11-32Tの楽ちんスーパーワイドで決まり!RDはアルテグラのロングケージ

アルミのビレットボディが美しいテールランプBULLET RIGHTING、夜密は怖いので反対側には安心のファイバーフレアライトの増設も忘れずにね

BBはchriskingさんとこのスレッド24のゴールド、回転も輝きも最高です。てかフレームの錆とのコントラストが良い!

ダウンチューブにお店のなまえ。何処のバイクかよくわからんけど、まあ良いじゃない

よくわかんないけど完成!

そんな感じでなんか出来ました。メッチャお気に入りです。
なんと言っても楽だし、見た目よりよく走るのでダラダラライドに最適ですね。
※ってか、脚のある人が乗れば結構速いんでないかと思う

ちなみに、ストラグラーベースでワイヤーディスク、塗装やカーボンパーツやクリキンなど、高いパーツを避ければ25万くらいでできます。丈夫で楽しくカッコイイ!グラベルロードはスポーツバイク入門から上級者のファンライド用まで、何にでもオススメです!!!

ラモ

オーレンジ!


2016年12月21日

伝説を纏え / ニールプライド NAZARE ltd

完成したスペシャルカラーの『NAZARE ltd』。ブラックアウトされた105コンポーネントと車体色のマッチングが素晴らしい、純正のようなまとまりの良さが特徴的。

ってなわけで今回は、ラモーンズおすすめのカスタムメニュー『オリジナルカスタムペイント』で仕上げた唯一無二のバイクをご紹介!!

モーターサイクル&カーカスタムの世界では手法の1つとして完全に定着している『ペイント』。自転車業界だと大手メーカーの高級フレームやオーダーメイドフレームくらいでしか見かけませんが、こんなに楽しくてカッコイイ事をほっとく事はできませんので、ラモーンズではどんなバイクでも対応します。

たとえば、思い入れのある大事なフレームを『補修ついでにオリジナルカラーで塗り直し』たり、または『組み上げる前にメーカーが用意していないカラーリングや、好きなモノをモチーフにしたパターンで塗ったり』と、自由自在。様々なアプローチでオリジナリティを演出しましょう!!

さて、今回は後者。ニールプライドのナザレを完成車を真っ新の状態から一度全バラし、フレームをカスタムペイント。メーカーロゴ入りのステム・ハンドル・サドルはそのまま活かしつつコンポをフルブラックの105で合わせる事で、性能をアップしながらもフレーム以外のカラートーンを抑えて統一。オレンジのアウトラインの美しさを強調させました。

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ディアブロ

ニールプライド ディアブロ

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カスタムペイントのモチーフとして選んだのは、ニールプライドのバイクブランドとしての黎明期を支えた伝説的な名車『ディアブロ。多くのサイクリストの心に『NEIL PRYDE』の名を刻んだ名車の、その特徴的且つ独特なカラーリングパターンを復活させ、オーナーのパーソナルカラーをミックスしたスペシャルペイントはまさに唯一無二の出来となりました!

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nazare ltd

フロント / ブラケットカバーにはオレンジのラインが入った「鮭の握り」こと『SHAKEs GRIP』を採用

nazare ltd

後方上面 / ネック部の立体的なターゲットマーク、そしてオレンジのラインが特徴的なアップビュー

nazare ltd

ヘッドチューブ/ネック前部にNAZAREロゴ

nazare ltd

トップチューブサイド/ここにもNAZARE

nazare ltd

トップチューブ上面/細かいラメの入ったブランドロゴ

nazare ltd

シートチューブ側面/メインのブランドロゴはシートチューブサイドにアウトラインでドロップ

nazare ltd

チェーンステー内側/見えにくい部分にも気を使うのがお洒落の基本。オレンジラインの始点にターゲットマークが映える

The only one. #ramonbikes #neilprydebikes #nazare #diablo #custompaint #kustom #beautifulbike

RAMON BIKESさん(@ramon_bikes)が投稿した写真 –


インスタグラムでは本国ニールプライドアカウントからも賞賛の言葉をいただきました!^^

塗装は今回も勿論、ラモーンの盟友で国内屈指のカスタムペインター Haughty Paint の武岡氏が担当!
幾多のショー・コンテストでペイントアワードを獲得している超一流のペインターが仕上げるカスタムペイントは、やはり仕上がりが違うぜ!!

因みに、過去にも数台のバイクをインパクト抜群のペイントで仕上げていますが、今回はシックかつ纏まりの良さを重視した仕上げにしていただきました。(過去の作品の一部は↓)

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スライドショーには JavaScript が必要です。

「やってみたい!」と思った方は、まずはモチーフを決めてご来店ください。

打ち合わせの際はなるべく少人数でお越しください。たぶん意見がまとまらないので・・・(写真は本文と一切関係ありません)

*打ち合わせの際はなるべく少人数でお越しください。たぶん意見がまとまらないので・・・(写真は本文と一切関係ありません)

モチーフは何でもOKです。レーシングカーやバイク、戦闘機やロボットなど、好きなモンをベースに考えるとテンション↑だぜ!

モチーフは何でもOKです。レーシングカーやバイク、戦闘機やロボットなど、好きなモノをベースに考えるとテンション↑だぜ!

流れとしては、始めに東京秋葉原のラモーンズで方向性や大体の色指定、または何処まで任せていただけるかをミーティングした後、ラモーンが神奈川のハウティペイントアトリエに『実際に塗る対象のフレーム』とオーナーのアイデア、そしてモチーフの写真データや色見本を持ち込み、入念な打ち合わせを行った後、決定したロゴデータなど各種マスキング用ベクトルデータを用意し、そこからカスタムペイント作業が開始されます。

ペイント前のフレーム。このままでもシックな塗り分けがカッコイイのですが、今回はコレが最後の写真に・・・

ペイント前のフレーム。このままでもシックな塗り分けがカッコイイのですが、今回はコレでみおさめ・・・

吸排気口のフィルターやアース、イオンから水蒸気除去までこれでもかと完備したペイントブース!

吸排気口のフィルターやアース、イオンから水蒸気除去まで、これでもか!と完備したペイントブース

(訳一ヶ月後)
出来上がったフレームは、ラモーンが再度、神奈川のアトリエまで直接取りに行き、入念なパッキングをして持ち帰ります。

慎重に慎重に・・・

慎重に慎重に・・・

また、今回のようなグロス仕上げのペイントは、純正塗装と違ってクリアー層が厚い(発色を良くし塗装を守るため)ので、エッジ部分からの割れや、合わせ部分からの波打ち等を最小限に抑えるため、RAMONBIKESに持ち帰った後、”部品との合わせ部分”の余剰な塗装皮膜だけを丁寧にデザインナイフやリューター等を使って削ったり均したりして、部品を1つずつ丁寧に仮組みしてゆきます。

当たり前ですが、どんな部品を何処に合わせるのかまではペインターにはわかりません。こちらであわせを仕上げていきます。

作業中(当たり前ですが、どんな部品を何処に合わせるのかまではペインターにはわかりません。こちらであわせを仕上げていきます)

・・・正直かなり怖い、時間がかかる作業ですが、コレを怠ると後の仕上がりに影響するので、絶対におろそかにはできません。部品の仮組みが終わったら、やっと本来の組み上げが開始!

そして完成!!ヤバカッコイイ!!

そして完成!!ヤバカッコイイ!!

そんなこんなで時間もコストもかかるカスタムペイントですが、純正の数段上をゆく完成度とオリジナリティ溢れるデザインで、他人と被らない自分だけのバイクが創れます!

また、”現在乗っている愛車を塗りたい”という方、今の時期であればオーバーホールとセットでの施工がオススメです。(部品外しや組み直しに関してのコストが抑えられます)

気になった方はラモーンバイクスにGO!

*注意
お電話等、口頭だけでのお値段の見積もりは出来かねます。また、塗る内容、使う塗料の種類、ロゴの数などによってコストは大きく変わりますので、まずはご相談ください。