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Chapter2

2017年11月4日

The Second Coming / Chapter2 Tere

はい、今回は注目の【チャプター2】の【テレ】。ニュージーランドの親子鷹が新たに作り上げたブランドと、そのアイコンともいえるファーストモデルをご紹介!

サイクルモードで来日したマイク&ニール、プライドファミリー

ニュージーランド発のブランニューブランド『チャプター2』始動

ニュージーランドのヨット選手としてオリンピックに出場した後、70年代に当時はイギリス領だった香港に移住して自身の名を冠したメーカーを立ち上げ、80年代には早くもカーボン素材の採用と開発に踏み切った、先見の明と実績を兼ね備えたヨット界のレジェンド【ニール・プライド】氏。

そして、その息子にして建築デザイナーとしての成功を経て父の会社に合流し、自身のホビーと会社の強み”エアロダイナミクス”と”カーボン”の技術を活かして自転車部門を立ち上げ、リーダーとして、そしてデザイナーとしてNEILPRYDEをトップブランドに押し上げた【マイク・プライド】氏。

2人は、ニール氏が年齢(御年78歳!!)を理由に会社を引退したタイミングでニュージーランドに戻り、小規模なロードバイクブランドを立ち上げました。それがこの”チャプター2”(C2)です。
*エメラルドグリーンのロゴマークはアルファベットのeではなく、Cと2の文字を半分に切って繋げたデザイン。

さて、プライドファミリーの「第2章」としてスタートしたC2。
現在のラインナップは今回紹介する【TERE】のリムブレーキ仕様と、ディスクブレーキ仕様の1モデル2スペックのみだが、今後少しずつモデルを増やしていく予定だそう・・・そりゃ当然の如くラモーンズでも取り扱いを開始しましたよ!

BURAをマッシブにしたようなアウトライン。無駄な派手さは無く、シンプルで機能美あふれるデザイン

シートパイプなどカムテール形状(後述)で作られており、空力特性にも優れている

モノクロのツートーンに塗り分けられたフレームには、ブランドカラー『エメラルドグリーン』のラインとロゴが入る。鮮やかながら落ち着いた塗り分けは、大人のスポーツギアといった佇まい

乗り心地が良く、安定したハンドリングが秀逸。高速巡航も得意なオールラウンダー

デザイナーが同じなだけあって、大まかなアウトラインはNEILPRYDEのBURAに似ているが、コレは正解を求めた結果行き着いたという事なんでしょね。

まずはエアロダイナミクス。NZチームのヨット設計にも使われる「オークランド大学」の実験施設(アメリカズカップのヨット製作でも使用される)での研究の結果、ヘッドチューブ、シートチューブ、シートポストにはカムテールという、涙型を半分に切ったような形状が採用された。コレにより、優れた空力特性を得ながらも、過度な縦横剛性比差を抑制し、乗り心地の良さと高速巡航性能を両立した。ほほう、やるじゃない

また、ヘッドチューブ裏、ポスト受け部の下、リアエンドの上部などのパイプ結合ポイントにはおなじみのリブが設けられ、各部の剛性アップと力の伝達効率を向上。フロントフォークは緩いラウンドを描く形状で、しっかりと剛性感の有る作り。低速域ではあえて”ややダル”な動きで過敏な反応を抑え、高速域で安定したハンドリングを実現。またフレームとの合わせ面は形状を合わせたデザインで、乱気流の発生を抑える効果も。衝撃吸収性も高く、乗り心地もバッチリ!

写真のバイクは変えてしまっているが、フレームセットには純正のアルミステムが付属。規格は一般的なサイズ

トップチューブ上面にはニュージーランドのネイティブ【マオリ族】由来のパターンがペイントされる。自身とバイクのルーツを誇る重要なポイントだ

フォークは安定感重視、ヘッドとのつながりもスッキリとしたラインが美しい

シートチューブとトップチューブの接合部はリブで補強。シートポストは専用形状のカーボンを採用している。付属は20mmセットバックだが、セットバックゼロのポストもオプションで用意

リアエンド上部にもリブが設けられる。細身のパイプで衝撃をいなしながらも必要な剛性をしっかりと確保

ボリュームたっぷりのBB受け部。規格は安心のシマノBB86で選択肢が多いが、オススメはWishbone

ワイヤー受けは当たり前の位置に当たり前に。様々な使い方が有り、保管方法があり、ハンドルを大きく切る場面が実際に多い一般ユーザー向けのバイクで当たり前の構造ってのはそれだけで意味が有ります。マジ安心

ブレーキ取り付け方法はスタンダードなキャリパー方式。ディスクバージョンは別形状の専用フォークで、前後ともにポストマウント。

スポーツライドに最適な、優しく強い特性

よく比較されますが、BURAとは別のベクトルで開発された、全く違う特性を持ったバイクです。BURA-slは高剛性で軽く、圧倒的な反応の良さを持つ【勝つためのピュアレーシングマシン】、TEREは乗りやすく速度を維持しやすく疲れにくい、【スポーツライディングを徹底的に楽しむためのマシン】といった感じ。

FUNRIDEさんのインプレッションにもありましたが、走行中の”速度の伸び”が良かったり、”巡航が得意”といったエアロロード的な特性も持ち合わせているのが面白い。マイク・プライド氏が、「自分が楽しむために、自分の乗りたい特性を狙って作った」というのもうなずける、スポーツライディングの美味しいとこ取りな味付けが最大の特徴なんですね。

デザインを楽しむ

カラーリングデザインは、マイク・プライド氏と友人のデザイナーの2人で分担しているそうですが、マイク氏は建築デザイナー上がりだけあって、シンプルかつアクセントへの視線の誘導を重視したしっとり系デザイン。もう一方のデザイナーさんは、イベント記念モデルなどの、雰囲気を伝え、ポイントとなるロゴやマークを多用したキャッチーなデザインが得意みたいですね。

なおカラーリングは、基本色以外のカラーはLIMITEDで世界500台SPECIALは10~20台を上限に設定。「何年式のカラー」といった概念がそもそも無く、できあがったタイミングでのランダムデビューとなるため、欲しいと思ったらすぐに押さえるのがオススメ。在庫数はC2ホームページで出てるだけ、世界共通なので、気になったらすぐ連絡ください。フレームを確保してから、ゆっくりコンポなど構成の話をしましょう 🙂

基本カラーとなる”エッセンシャル”、マット&グロス

500台限定の”リミテッド”、ブラック/ホワイトピンクストライプ。小さいサイズはすでに完売

こちらも”リミテッド”、ホワイト&アクア。こちらもほぼ完売

【eeサイクルワークス】とのコラボモデルで15台限定のロンバルディアスペシャル

こちらも15台限定のブリティッシュ・レーシング・グリーン。アップされるや、あっというまに完売

マイクプライド氏のプライベートスペシャルカラー。反響が大きいので販売するかも・・・?

最初の記念写真見てもらうとわかりますが、マイクさんご自身が小柄な方なので「小さいサイズのフレーム」でも、設計に無理が無いのがイイですね。NEILPRYDEもそうですが、小柄な人が多い日本人にもジャストフィットする絶妙なジオメトリは流石の一言です。

価格やモデル詳細はChapter2ホームページで確認を、各カラー、サイズなどのメーカー在庫も確認できます。ラモーンズでの販売価格はホームページ上の価格と一緒です。※消費税が加算されます。また、店頭購入でのみの特典として、カンパニョーロのコンポ、ホイールなどを同時購入の方には優遇が受けられるプログラムを用意しています、詳細はご相談ください。

近いうちに試乗会もやる予定なので、気になる方はインプレ記事とかも事前にチェック!