ブラウン★シュガー! SURLY CROSS-CHECK
濃いブラウンの渋いボディカラーと、コスパ重視のストレートなコンポ構成、バランスの良さが生む全体の荒削りながらも整ったシルエットから、ストーンズの名曲【BROWN SUGAR】のメロディラインが浮かんだのでシュガりました。ブラーンシュガッ!
*ちなみにブラウン・シュガーとは【黒糖などの色つき砂糖】の事ですが、スラングでの意味は一転【未加工のドラッグ】や、更には【アフリカン系の女性】を指すなど、甘いどころか苦じょっぱい感じ。歌詞は真面目に考えるとクッソアタマの悪い内容なので色々物議を醸しがちですが、この手のロックってのは勢いだけでなんも考えてない若者(45年前当時)の勢いそのものですので、たぶん深い意味なんか無いんじゃないかと思ってます。キャッチーなメロディラインとかっこよすぎるギターリフ、ミックの独特な歌声も相まって「これぞロック!」というド直球な名曲。正面からしかめっ面で観察するとかナンセンスやね。ロックに意味を求めてはイケん!
はいはいはい〜
さて、今回はラモーンズでもオナジミになりつつ有る、サーリーの定番中の定番フレーム『クロスチェック』を、マッタリガッツリ旅仕様(ブラウン風味)に仕上げたのでご紹介!
今までは主にモーターサイクルで旅を楽しんできたオーナーが、次のホビーに選んだのがスポーツバイク。速度と視界を変え、荷物を荷台にくくりつけてゆったりと自然の中を走る事で、キャンプなども含めたアウトドアライフを更に充実させて楽しんじゃおう!と、いうのが今回の目的。
じゃあサーリークロスチェックで行くしかないっしょ!!
レースユースは考えず頑丈さを重要なポイントに設定、今回のメインコンポは『Shimano TIAGRA 10S』に決定。太いチェーンは伸びづらく、また旅先での部品トラブルの際にも交換部品の手配が容易でしかも各部品が安い!
出先での予期せぬトラブル時は、コスト面も重要なファクターですよね。
まあ、かといっても『ティアグラ』はシマノロード系コンポでは上から4番目の位置づけ。ネームレスの普及用コンポとは一味違います。現行の4700シリーズからはSTIの形状が劇的にコンパクトになったので手の小さな方でも握りやすく、またシフトワイヤーはハンドルに沿った取り回しとなったため、外観も含めて上位グレードに見劣りしない優秀な出来!正直オススメです。
サーリーのクロスチェックは完成車の設定もありますが、ドロップハンドルにバーエンドシフター+ダイコンレバーと、コントロール関連の構成がイマイチすぎるので、しっかりとホビーに使うならフレームセットから組む方がオススメです。
きちんと目的に合った構成で組む事で、コストに対して高いパフォーマンスとまとまりの良いシルエットを実現!旅も街乗りも何でもこなせるクロスチェックフレームで、自分仕様を作りましょう!