同調する意思 / SCOTT FOIL vs R9150 Di2
ホワイトを軸に、胴周りのブルーそしてポイントにレッドを加えた『国内限定カラー』の配色がスーパーかっこいいスコット家の2015フォイルさんに、新デュラDi2が装備されたステキムテキ仕様が完成!イメージキャラは当然『今泉くん』。フォイルで40km/hから更に加速するスカしたあんちゃんですねステキ!
ラモーン的には無骨なエアロ形状と上記のカラーから、どうしてもガン★ムを連想してしまうのですがウチのボスは「絶対に違う」と譲らないので正直うzすいませんガ★ダム関係無いです。そう思っただけなんですすいませんすいませんごめs
※ラモーンズはスコットの車両販売はやってません。
さて、気を取り直して。
今回はカスタム依頼で最新コンポをセットアップしました!
ラモーンズが用意したのは登場したばかりの新型デュラエースDi2【R9150】、対するはJAPAN LIMITEDカラーに彩られたスコットのエアロロード【FOIL】。
こちらのフォイルは電動対応フレームではありませんが、シマノ汎用グロメットとDi2ワイヤー固定テープ、そしてBB下のガイドを”ちょいちょいっ”と加工する事でバッチリスッキリ収まります。
ところで新型のSTI「なんも変わってないやんけ」とお思いのアナタ!実はメッチャ進化してます。
まずは、更に使い易くなったブラケットとレバー形状、そしてブラケットカバーには機械式でお先に登場した『滑り止めのメッシュライン』が。そして、何よりシフトレバーのタッチが全然ちがうものに変化。コレは、変速はスイッチ式ですが、レバーのヒンジ位置を「ブラケット内部・ブレーキレバーの付け根付近」から「ブレーキレバー裏の見えるとこ」まで下げ、更にストロークの調整が入った事でカッチリとしたタッチを実現!芸が細かい!
ヒンジからスイッチまでの距離が近くなりレバーの”たわみ”が少なくなった事で、ダイレクト感がアップ。また、コレによってレバー部の必要剛性が下がって軽量化にも良い影響が出たのではないかと推測されます。シマノすげー!
Di2の目的は、レバーを引く「変速アクションという操作動作」を楽にし、「体力消耗時でもしっかりと適切なギア比を選択できるようにサポートする」という事。しかも満を持して投入された『シンクロシフト』機能によって更に操作を単純化!無意識下での負荷までも軽減する超ステキ仕様なのですねマジカ
※ちなみにシンクロとは、「設定時に入力された前後のギア比から、適切なフロント変速タイミングがシステム側で管理され、アップ・ダウン共にリアディレイラーだけを操作していれば、設定ギア比に至った時点で自動でフロント変速(同時に適切なリア変速のフォローも入る)が行われる」システム。つまりは、フロント変速を勝手にやってくれるので、意識しなくても有効なギアを使い切れる訳です。
しかもコレ、ブルートゥースユニットを介してDi2の新しい機能「ワイヤレスセッティング」ができます。つまりは、AndroidもしくはiOSを詰んだスマホかタブレットが有れば、ホイール変更などに伴う使用カセットのギア比設定変更など、出先でいつでもシンクロシフトのセッティングが可能。更には、コースの試走などでフロント変速タイミングの悪い状況があったとしても、その場で変速タイミングを任意で変更出来る!しかも5つまでセッティングデータを端末に補完しておけるオマケ付き!死角がない!!
さらにね、コレ↑を最大限に活かすため、DTIの上部ボタン(デュラのみ)はRDの変速スイッチに割り当てました。ブラケット上部先端のボタンで全ての変速操作が完了してしまうので、ヒルクライムとかには最高過ぎてもう大変ですよマジで。
ほんで忘れちゃいけない精神チューン。オーナーさんの大好きな作品「弱虫ペダル」のステッカーを貼ったゼッケンプレートや、校章入りエンドキャップなどもしっかり装着!
こういうのメッチャ大事。
だって趣味だもん、好きなモンはのっけられるだけ乗っけたら最高ですよね〜
そんなこんなでヒルクライム&おーちゃくライド仕様のできあがり。
全力で楽しんでくださいね^^
少々コストがかかりますが、デュラエース、そしてDi2の各機能は初心者からレーサーまで、全ての方にオススメです!
一度その恩恵にあずかちゃうと、もう戻れない効果の高さ。新型バッテリーの在庫もありますので、Di2が気になった方、シンクロが気になった電動ユーザーさんは是非ご相談ください!