北の地獄から来たわけではない / FUJI ROUBAIX1.3
FUJIのアルミロードバイク『ROUBAIX(ルーベ)』2018モデルがめっちゃ良い感じ!
名前の由来は石畳の地獄レース「パリ〜ルーベ」
はい、てなわけでルーベですが、名前の由来は『クラシックの女王』とも言われるブッ跳びワンデイレース「パリ〜ルーベ」。石畳区間や未舗装路区間が「これでもか!」と含まれた強烈にサバイバルな内容は、
★晴れると『砂×石畳で、滑って跳ねて壊れてホコリまみれ地獄』
★雨だと『泥×石畳で、滑って跳ねて壊れてドロまみれ地獄』
という、どっちに転んでもドMにステキなサムシング的何かなんですね。
まあ、ホアキン・ロドリゲス選手も来日時、鎌倉の寺で石畳を見て「ここのは背が低くてずいぶん走りやすそうだな!」とかのたまっていらしたので、向こうのやつは違うんでしょう、サイズとかなんか色々。ね。
さて話は戻りますが、見てる側は盛り上がるので、世界的にもトップクラスの人気レースな訳で知名度は抜群。ほんで、ライダーにも機材にもめっちゃキツいため、ここでのレースで使用する、もしくはこの名(フランスの地名ルーベ)を商品に冠するという事はすなわち『頑丈さ』とか『乗り心地の良さ』に自信のある商品ですよって事になります。そう、少なくとも自転車業界では。たぶん
シマノ105×軽量アルミフレームで超絶コスパな構成
と、いうわけで、15年の長きにわたりFUJIのロードバイク「最初の一台」として、快適な乗り味で人気を博してきた「ルーベさん」ですが、昨年のフルモデルチェンジでフレームのジオメトリを「SL」ベースに変更。フレーム単体重量はカーボンに迫る1080gと超軽量になり、剛性アップと相まって快適性だけでなく、ダッシュ力や転回性も引き上げたわけです。やるやんけ。
というわけで、今回はシマノの105コンポを搭載した完成車上位グレード「ルーベ1.3」。
フレームはチタンを混ぜたアルミ合金『A6-SL』製で軽くてつよーいのが特徴。八角形断面のダウンチューブや扁平形状のトップチューブ&チェーンステーなど、トップモデルで培った技術がしっかりと継承されています。
あと、ワイヤーは内装式ながらも、変に引っかかったり、引きが重くなったりしづらい無理のない取り回しになってるのもポイント高。ここの設計がテキトーだと、すぐにワイヤーのアウターが割れたり折れたりして問題を起こします。が、ルーベさんは大丈夫。ステキ
コンポーネントは基本構成が105のセットで、2×11速のレーシンググレード。ちなみに、BBとクランクはシマノでは無いものの、プラクシスのBBとチェーンリングが最初からついてくるので性能面は申し分無く、見た目もゴツくて良い感じ。
今後のカスタムやグレードアップもしやすいので、まずは乗ってみて使い方は後から決めるってのもアリなんじゃないかと。レース一辺倒じゃなくてもロードバイクって面白いですから。
さて、こんな感じでオールマイティな『FUJI ROUBAIX1.3』。
カラーはこのレッドの他、同じパターンで「マットブラック×赤ロゴ×赤ライン」と「マットブラック×灰ロゴ×黄ライン」の計3種類。また、カラーオーダー対応のフレームセット販売も有ります。
「105の11速構成でロード始めたい!コスパ良いやつくれ」って方は是非、ご相談ください 🙂