エレクトリック★エヴォルブ / GDR METEOR
はい、今回は未だ熱狂的なファンの多い”グラファイトデザイン”のラストを飾った名車【メテオ】が最新電動コンポで進化!
フルオーバーホールと同時に最新コンポに載せ替え
プロフェッショナルゴルフクラブ向けシャフトの製造で日本一のシェアを持ち、世界的に評価の高いグラファイトデザインが設計・製造をしたGDR。熱狂的なファンの支持を受け、精度や品質に拘りまくったハイエンドモデルのみのラインナップは、しかし残念ながら企業としての利益には中々つながらず、2016年に惜しまれつつも自転車事業から撤退してしまいました。・・・そんなわけでもう手に入らないんですねこの子。レアです
GDRのカーボンフレームとしては最終型となるのが今回紹介する”メテオ”
さて、レースからロングライドまでガンガンに乗り倒す系オーナーのもと、年中元気に走りまくっていたメテオさん。フレームは全然ピンピンですが、流石に2世代前の6700アルテグラさんも限界に・・・昨年のツールド沖縄後のメンテナンスでは、リアディレイラー本体側のリターンスプリング様が完全に沈黙。起きてー!
ホイール着脱の度に手で補助して戻してあげないといけない要介護状態だったため、ここいらでもう休ませてあげましょう・・・と。オーバーホールついでに新世代アルテグラに、しかもどうせなら電動に進化させてしまおうじゃないか、と。
オフシーズン中にオーバーホールをして、2018年シーズンを新しい味付けになった愛車で頑張ろうって事でシマノの新型電動コンポをバビっと装着、一気に進化を遂げました。
今載せ替えるなら大本命ULTEGRA Di2 R8050
構造や規格、色々と変わったニューアルテ。ヒモも電動もメッチャイイカンジ。
電動の詳細はコッチ
シリアスに勝ちを狙いに行く人にこそ電動はオススメ。変速の正確さと速さ、なによりボタンストロークの違いで、疲労の度合いが段違いなので、疲れてからの変速回数がハッキリと変わります。ヤバいよ
はい、そんな感じで今回はオーバーホールついでにコンポ換装。お気に入りのフレームをまだまだ使い倒すため、それで勝ちに行くためのお手伝いをさせてもらいました。ギア選択幅は増え、変速にかかる労力は減り、各部の動きが良くなったことで推進効率も上がり、合わせてストッピングパワーもコントロール性も増したりいい事ずくめ。ほんで綺麗になって眺めても良しなんて、贅沢で満足で嬉しいですよね^^
今回は機会式外装→電動式内装への変更で大きく外観も取り回しも変わりましたが、外装での電動も可能ですし、別メーカーのコンポに変えるのも有りでしょう。やりたい事伝えてくれたら頑張ります!
お気に入りのバイクはいつまでも乗りたいですよね、定期的な各部メンテナンスや構成部品のアップグレード、適切な調整で大事に乗っていきましょう。
・・・冬にやっとけば春にすぐ楽しめるので、今が良い時期ですよ:-)