Thee Metallic Green Sonic / FUJI TRANSONIC 1.1 remix × R8000

FUJIのカラーオーダーシステム”remix”でオーダーペイントした【トランソニック】デモバイク
メインカラーは”ダークグリーンメタリック”

悪(あく)いカンジね、TMGE最高ですね
ショップのデモバイクと言うことで、今回のテーマは『強い色を使って渋くイカツくキメる』コレです。
ベースとなるのはトランソニック。トラックベースの設計らしい踏み込みにダイレクトに反応する強さを持つエアロロードながら、過去にブエルタで山岳賞カチコんだ実績持ち、それでいて速度の伸び感がわかりやすい謎のオールマイティウエポン。
いくしか!

濃く深いグリーンと艶やかなクリアー層の質感が相まって、トランソニック独特の曲線を強調。目を引く色合いながらも渋く妖しい雰囲気を演出する。まあようするにエロい
FUJIトランソニックはカラーオーダー【remix】対応。好きな色でオーダー出来るよ。
オリジナルカラーフレームで、部品構成に左右されないインパクトを
というわけでベースは【トランソニック】、ベーシックな塗り分けパターンは4種類野中から【SE *】を選択(*Special Edition)。ほんでこのパターン、ストライプラインがガッツリ入ったレーシーなカラーリングで、2018のチーム右京さんのカラーパターンってわけです。*チーム右京さんはヨコハマタイヤがメインスポンサーなので、アドバンカラーですねヤベー!!
まあデモバイクで同じモノ作っても仕方ないので、ラモーンズではスペインの「カハ ルーラル」のチームカラー、「グリーン×ホワイト×ブラック」をイメージして配色する事に。ついでにメインカラーを『ダークグリーンメタリック』にアレンジしたことで、レーシーな【SE】パターンながらも、どこかストリート感を醸すデキになったってわけです。イイカンジやん!

低く構えたスタイルが特徴的。カラーリングは緑以外はモノクロで統一しているので、ガチャついた五月蠅さも無く、シックな雰囲気と迫力を醸す

コンポーネントはシマノのR8000アルテ。尚、写真のホイールはトライアスロンなどで有効な巡航特化のバトンホイール【ゼンティスMARK1】ですが、ロードレースユースなら【コリマ/32S+】とか【SACRA38】あたりを、ロングやトライアスロンに使うなら【ロルフプリマ】とか入れたら最高ですね

最近のエアロロードのセオリーとかガン無視のシルエットが漢らしさ満点。アウトラインだけでトランソニックだとわかるカタチが最高にロックンロール。スリケン!

トップチューブ上面には勢いの有るラインデザイン。一箇所だけバーのカタチが違うのはご愛敬

SEパターンではダウンチューブ下にラインとロゴが。各部に入るストレートなラインのデザインが勢いとスピード感を演出してカッコイイ
性能お墨付き!鉄板の部品構成は、実用メリット目白押し
現状、各社ヒモコンポラインナップのベストバイはこれでしょ、の【Shimano R8000 ULTEGRA】。
レーシングロードバイクコンポのリーディングカンパニー「シマノ」の、ハイエンドモデル【デュラエース】シリーズの特徴をほぼ完璧に継承し、使いやすく・トラブルが少なく・外観もスマートで変速スピードも速くしかも確実、ほんでコストを抑えて、更にはシクロクロッサーや一般ユーザーに嬉しい超低速ギアも用意するなど汎用性も高いと、死角の無い内容はマジで死角が無い。そう、なんか死角が無い。
唯一のデメリットは『みんな使ってる』事くらい、まあ単純に性能とコストの比率で選ぶなら残念ながら一択です。ってなわけでインパクト重視の構成にしたい人はフルセットはやめときましょう、カブるから。
え、ウチの試乗車?これは『コストの高騰を抑えつつオールマイティでニュートラルな特性を実現し、誰が乗っても気持ちいい仕様』の提案なんだからいいのです。足元のスリケンはシャレです、ラモジョークね。乗るときは変えます。だって高くて怖いじゃん

6800系から形状変更が加わったSTI。基本構造だけでなく、ブラケットカバーも滑り止め加工がされていたりと色々進化

ゴッツいクランクさんと、変速最高なFD

スタンダードケージでも11-30Tに対応するステキRDさん。ロングケージなら11-34Tまでイケちゃう

しっかり効くぞ!のブレーキ様。剛性アップばっかり言われるけど、実はワイドリムの流行りに合わせてシレッとキャパシティも広がってたりする。先回りして対処とか、有能な会社員のような誠実さ
コンポ以外も堅実なチョイス
ステムとハンドルは【DEDA SUPER-ZERO】をチョイス。その硬さでスプリンターから支持され続けているzero100をエアロにしたような構造のコイツらですが、まずステムは逆台形の様な上面が平らに近いカタチで両端がリブ状に張っており、なんか縦だけじゃ無くネジレにも強くなっています。
ハンドルは翼断面に・・・と言いたいところですが、ガッツリ楕円で薄くなっている場所が無いためか、これまたとんでもない硬さに・・・。
ゴッツいハンドル周りが欲しいスプリンターさんやパワー自慢の方にはオススメのセットですね。まあ見ての通りクッソカッコイイので、エアロロードにはとりあえずオススメのハンドルちゃんです。
シートポストは【OVAL】の専用カーボンポストがついてきます。流行りの1本ボルト固定式では無いので、しっかりサドルが固定出来て安心ですね

ブッコロ感あふれるハンドル周り。気を抜くとやられるスリルに満ちたヤンチャ仕様。でもムチャクチャ頼りになるから結局選んじゃう、ジゴロ風味

オーバル良い仕事してます
BBはいつものアレ
たまには違うのも装着してみようかとも思っちゃう事も希にありますが、BBは結局常にコレ。
他社も類似品をどんどんリリースしていますが、精度が悪かったり、ラインナップが少なかったり、値段が高かったり、分解不可だったりとどれも今ひとつ。結局はWISHBONEに戻ってきちゃう感じです。
もう各メーカー純正採用してくれたら良いのに・・・

BBはいつものアレ。フレームにはチェーンキャッチャー標準装備ですが、どうもPF30幅のクランクに位置を合わせているようなので、86.5mm幅のシマノクランクをつける場合は置変えがいるかも
はい、というわけでトランソニックできました。メッチャイイカンジ!
こんな感じで自分だけの1台を作りましょう!まずはカラーリングシミュレーションから。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://www.fujibikes.jp/remix/
色が決まったらラモーンズで答え合わせ。
やはり画面で見たり印刷した色だと、モニターの設定やインクの仕様や紙の質感などで色の風合いが違って見える可能性があるので、実際に塗ったカラーパッチを確認しましょう。
まあ気になったら一度相談に来てください!

答え合わせはラモーンズでカラーパッチを確認しましょう

スリケン!アイエエエ

ちなみにこのデモ車、ホイール抜きで販売します。気になる方はご連絡ください。