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2018年2月23日

道無き道を征け / SURLY ecr 29+

29インチホイールを入れてもご覧の余裕、だいたい何でもできるっぽいぞスゲーぜ!

アルティメット ★ ツーリングウエポン「サーリー / ECR」

という事で今回は、サーリーのバイクラインナップでは珍しい29erのリジッドMTB【ECR】をご紹介。

このECRシリーズ、XS〜Mまでの小さいサイズは【27.5インチ】仕様。対してM〜XLまでの大きいサイズは【29インチ】仕様と、サイズでホイールサイズを分けて作られている変わり種バイク。

ちなみに、どっちも「フェンダー含むタイヤ許容幅 / 3インチ」ということで、27.5+とか29+といったセミファットタイヤもイケちゃうスーパーステキ仕様!写真のタイヤで幅50mmですが、まだまだ全然余裕!泥詰まりとかマジ無縁ですね。

ホイールベースも長めで直進安定性が高く、長旅でも神経質にならずに済む特性。おおらかなハンドリングが安心感の秘訣ってわけですよ。イイネ

29ホイールが大きく見えないフレームサイズ。これでMとか

長いホイールベースで安定感抜群。グラベルやダートもイッタロカ仕様

オリジナルのクロモリパイプで組まれた、カッコイイらくだ色のフレーム

ダウンチューブ下には3連のダボ穴を装備、ボトルケージなど各種ケージを装備可能だ

本気の旅仕様で使われる事の多いサーリーのツーリングバイクはダボ穴もいっぱい!
もう気の向くままにキャリアやケージとか付け放題ですね。

とくにフロントフォークなんか片側6、計12個のダボ穴に仮付けのボルトが並んでるもんで

どう見ても釘バットです

淡いベージュのカラーリングによる落ち着いた雰囲気とか無かった事にする漢らしさに溢れた仕様がステキ。

軽くて振動吸収性の高いカーボンフラットバーに装着されるのは、操作性抜群のでっかいベル。主にいい音がする

コントローラブルながら高いストッピングパワーを発揮するXT油圧ブレーキと、操作感最高の11s変速ラピッドファイアプラスシフターM8000の組み合わせ。i-spec B規格で纏めて装着できるので、見た目もスッキリ!

鉄板のXTクランクはレースフェイスのナローワイドリングでフロントシングル化

RDはスタビライザー付きのM8000。パッチパチ決まる小気味の良い変速が特徴

カセットはキクちゃんとこの11sシマノ改造品、11-28T

アイステクノロジー採用でフェードを防ぐシマノローターと、油圧キャリパーの組み合わせは制動力抜群

リアは特徴的なTrollドロップアウトを採用。水平方向にスライド装着出来るのでリアシングルとかも有り。てかココもダボだらけなので色々同時に装着出来るステキ仕様。エンド幅は145mmで142/148mmの12スルーに対応

ガッツリ太いタイヤも包み込む余裕の包容力が特徴的な足回り

はい、というわけで、大体なんでも出来る万能MTBフレーム、サーリー【ECR】でした。

ハードにダートを攻めて走るも良し、キャリアを装備して荷物を積んで旅に出るも良し。
テントを積んでユルいキャンプとかユルくないキャンプとか、お散歩ライドからポタにロングにブルベにトレールライドに・・・何でもやったら良いと思います。もう気の向くままにね。

やったら頑丈で、色んな遊び方に対応してくれる懐の深いリジッドMTBね

サーリーECR、オススメです!

スパイクタイヤの威圧感がヤバいです。あとなんかリムのステッカーがマルセイバターサンドっぽいですね美味しそう!