FIXY FOXY RADY / SURLY SteamRoller
はい、というわけでココんとこマッチョなカーボンバイクが続いたので、今回はシンプルな細身のスチールフレームのフィクシーでフォクシーな【サーリー/スチームローラー】さん。絶版カラー”フロストブルー”フレームの最後のストックがお嫁に行ったのでご紹介!
細身パイプがメインのスレンダー美人さんですね。
ああもうなんつーか最高ですねジミ。ちなFOXYってのは狐にかけて『ずる賢いセクシーな女性』って事ですよ。ああもうなんつーか歌詞にあるように『おまえを見かけたんだ、ウチに持って帰りたい!!』ってなるのは本能でしょうね。ああもんなつーかね、感性のはなしね。
このバイクも、細かい事は後回しで『欲しー!!』ってなったら乗る、ソレが正しい姿でしょう。レースで勝ちたい!とか、快適にスポーツ走行を!とかお考えなら他のバイクを選んでください。まあコレじゃないよ。
サーリー最初期からラインナップされている、サーリーで一番シンプルなフレーム
構成は見ての通り、『どシンプルにクロモリパイプを組み上げたフレームワークに38Cのタイヤクリアランス』以上です。細身のタイヤでもブロックタイヤでも好きなモン履かせて、テキトーに街を流してください。あ、クリアランスが大きいのでキャリパーはロングアーチ、もしくはオフセット出来るブレーキシューベースが必須ね。
お気楽ライドでは無類の楽しさを発揮する事うけあいです。街中の鏡に映る自分の姿を見てニヤる、気に入った場所で写真撮ってインスタ、この辺が正しい使いかたですかね。マジ、イイカンジにニヤれます。だってどこに置いても画になるんだから仕方なかっぺよ、コレ。
いいでしょ!
我が道を行く人用コミューター
競技でもないのに公道でノーブレーキとか周りの人を巻き込む可能性を一切無視した一時期の意味のわからん流行が終わってくれたおかげで、頭の軽いアホの乗り物というイメージからイイカンジに脱却しつつあるピストバイク。
今では『本当に好きな人が乗っている』渋い乗り物といった感じになりましたね。良かった〜!
正直、走行中のギア比変更が出来ない時点で快適ではありません。しかし、その不便さが逆にダンディズムを刺激するわけですね。ほんで、変速機が無いためにとにかく見た目がシンプル!パイプフレームの美しさを表現するには最高の形状だと思います。とにかくカッコイイ、コレは重要ですよね。
普段着で街乗りするのに最適なコミューターといったところ。どこにだって行っちゃうぜ、けっこうコカすぜ、アシにだって拘るぜ、FOXYなFIXEDが欲しいんだよ俺は!
というあなたにはサーリーさんちのスチームローラーがオススメです。
※現在のフレームカラーラインナップは”ブラック”と”ミニストリーグレー”の2種類。そっちもシブカッコイイよ