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2018年9月28日

BRING (-BRING) it ON!! / ARGON18 RADON

はい、今回はカナダのレーシングブランドARGON18(アルゴンエイティーン)の絶版モデル【ラドン】をオーバーホール&フルペイントカスタム!

このラドンですが、最近見なくなったアルミとカーボンのハイブリッドフレーム所謂『カーボンバック』。中々に乗り心地も良く、しっかり走るのでロード入門車として人気でした。

まあ、元はわたくしラモーンのバイクだったのですが、仲間が「ロード乗りたい」と言う事でお譲りしました。したらいつの間にかガッツリとペイントしてあったので、最初の一台として丁寧に組み上げオーバーホール、と・・・

したっけメッチャ印象変わった。

かなり粒の大きいフレークを贅沢に使用したラメッラメのベースカラーがインパクト大。ただ、使用しているのがシルバーで乗せている色が黒単色なので、引いて観るとモノトーンで落ち着いた感じ。上手い

犯人はハウティペイントさん こう来るとは予想できなかった『ゼッタイにメーカーがやらないけど純正っぽい雰囲気も入ったカラーリング』。ヤバー

普段着で乗ってもOKなカンジ

↓ちなみにバラす前はこんなかんじ

なつかしいぞ

そして戻ってきたラドンさん、やたら垢抜けた感じに!

キラキラしてるぞ!でもブランドロゴや社名ロゴなどはスタンダードと合わせたフォントで塗っているので、純正感も有ってフシギなカンジ

チェーンステー内側はブラックアウトしてポップなフォントでRAMONBIKES

ヘッドマークもウチのメインロゴ

フォーク内側にはHaughtyPaint

トップチューブ上もブラックに、RADONかと思いきやRAMON

ダウンチューブにはハウティペイントさんのメインロゴが

ロゴは奮発していっぱい入れましたワッチャワッチャ!
でもラインも文字も全てブラック単色でやっているのでイヤラシくない。そんな感じ。

立体感のある粗めフレークですが、しっかりとクリアーで埋めているので表面の手触りはツルッツル滑らかさんです。強いクリアー層は塗装面の保護にもなるので、重要なポイントですね。

そして一気に組み上げ!

STIはティアグラ ST-4700、フードカバーにはシェイクスをチョイス。当然ココもブラックアウト

ハンドルはエアロ形状がステキなDEDAのアロイスーパーゼロ(モノトーン)、ステムはシンプルなシルバーでハンドルとのコントラストを楽しむ感じね

ブレーキキャリパー本体はSORAだが、シューをR55C4のカートリッジタイプに変更して制動力アップ

慣れるまではしっかりとクッションの効いたサドルに!というわけでセラロイヤルのremod

ポストはアルゴンオリジナルのアルミカーボンハイブリッド、ASP1500

5700シリーズの50-34Tカセットでリフレッシュされたクランク

11-28Tの10S構成。FD/RD共にティアグラは頑丈で動きも良くオススメ

ペットボトルとかもつかめるプロファイルのケージ。どシンプル構造

フラットペダルといえばミカシマ。オーバーホール可能でずーっと使える

BBはJIS規格のスレッド式なので、シマノ純正(ふつーのヤツ)で信頼性抜群!コアな部分は効率より耐久性で選んだ感じ

全ての要素に影響するタイヤは、奮発してピレリ『Pゼロ/Velo』を。柔らかい乗り味でグリップ力満点

そんなわけで、イイカンジに渋ハデなRADONができました!

部品構成は堅実に10Sのティアグラミックス、気軽に使えてエントリーには必要充分な内容。見た目もスッキリまとまっているので、普段着でのご近所散歩から通勤、週末のフィットネスにロングライドまで。何でもイケるぜって感じですね。

「新しい刺激は欲しい、けど乗り換えはしたくない。」とか「お気に入りのフレームを復活させたい。」なんて方にもオススメ。・・・タイミングはオーバーホール時がオススメです

あ、ちなみにメーカーさんがやってる訳では無いので、コストはボチボチかかります。あと、時間もけっこうかかります。

それでもやりたいという方。世界に一台、完全に自分のためだけのスペシャルを
という方にだけ向けたスペシャルメニューとなります。

よろしくね〜