RIDE? ornot!? / Chapter2 TERE (Disc-Brake) SPECIAL EDITION “ORNOT”
RIDE? ornot!? / Chapter2 TERE (Rim-Brake) SPECIAL EDITION “ORNOT”
〜前回〜
リムブレーキ仕様イケてる
確かな制動力と安定感が特徴のディスクブレーキ仕様
お次はディスクブレーキ仕様、こちらは。
- 雨天などの悪条件にもかかわらず、安定した制動力を発揮
- 下り坂でブレーキをかけ続けてもほぼ平気(ローターとパッドは減る)
- ホイール軸受け部とブレーキ取付部の剛性が高く、低重心で安定感がある
- ホイールクリアランスが広く、トレンドの太いタイヤが入る
こんな感じ。「メリットが違う部分にある」というのを理解してもらえれば、自分が使うバイクにどちらが適しているか分かると思います。両方に良いとこがあって、弱点も有るんよね当然ながら。
うん、やっぱイイわコレ
ブレーキのシステムが違うので、雰囲気が結構違って見えますね。
ディスクブレーキだとホイール軸辺りの高さに部品が集まるので、重心が低く安定感が増しています。
コンポーネントは拡張性の高いSHIMANO Di2
様々なタイプの追加変速スイッチの増設や、他グレードのシマノ電動コンポとのミックスなどを可能とし、電動変速機を一機にロードバイク界へと浸透させたSHIMANO-Di2システム。
基本構成で最初に付いているボタンは片側3つずつ。初期設定だと、ブレーキレバーのサイドの2つボタンが右=リアディレイラー/左=フロントディレイラーのアップとダウン。ブラケット上端の隠しボタンがサイコンの遠隔操作に割り当てられていますが、ボタンの割り当ては好きにカスタマイズ出来るので好きなボタンで変速しましょう。※ワイヤレスユニットをつければスマホで設定変更できます。
尚、周辺機器の追加スロットは左右に3つずつ有り、下ハンドル内側【スプリンタースイッチ】や、上ハンドル【サテライトスイッチ】など、自由に変速ボタンを足せます。
トライアスロンとかで使う際には、DHバーエンドスイッチが有効。下ハンに持ち替えなくても変速出来るってスゴイ強みです。しかも、取付作業は元のドロップハンドルが特殊形状じゃなければ、DHバーはクランプのネジ4本、スイッチの接続はコードを差し込むだけ。「オリンピックディスタンスはドロップハンドル+ショートバーで、ミドルからロングレースはDHバーをつけてレース」なんて事も可能です。
色々やりたいひとにはコレ。便利ですよ
ホイールは MAVIC KSIRIUM UST DISC でカッチリ、タイヤで角を取る感じ
ロードバイク界におけるチューブレスタイヤの常識を変えたと言っても過言ではない【MAVIC UST】システム。まあ、「タイヤとリムを両方自分とこで作って精度誤差を減らせば相性問題起きねーじゃん」って話なんですが、そらその通りですね。
実際、ちょっとコツをつかめば誰でもチューブレスタイヤの交換ができる様になりました。
が、そこはおまけ。というか通過点に過ぎないわけで、大事なのは【作業性の大幅な向上によってハードルが下がり、チューブレスタイヤの恩恵が受けられる人が増えた】って事と、【チューブレスシステムの普及と一般化によって商品ラインナップが増えて、ユーザーの選択肢も増えた】って事ですね。
ほんでこのホイール、マヴィック【キシリウムUST】ですが、なかなかのバランスの良さ。少々重量はあるものの、重いと言うほどではなくしっかりと頑丈に組んでいるといった印象。前後24本のご太いスチール製ダブルバテッドブレードスポークで2クロス組と、ちょっと固めの印象。
だが、なんと最初からUST対応のハッチンソンオリジナルタイヤ【イクシオン】と、チューブレスキットが付いてくるんですよ。ヤッタネ
まあコレのおかげで、エアのプレッシャーを下げてボリュームを上げる事ができるので、乗り心地はえっらい良くなります。シルキーな感じ?微振動もキックバックも減るので、なんか特性としても角が取れた感じに・・・
「ディスクロードでホイールに迷ってて、とりあえず頑丈、且つしっかり回るホイールが欲しい」ってならまあ、コレでしょ。フリーボディもID360なのでSRAMのXD-Rドライバー対応、12速もイケます。
実を取った内容、走る事に集中できる堅実な構成の一台
ほんなわけで完成!見た目に遊び心を、しかして中身は堅実仕様。コレです。
同じフレームでも性能やキャラクターに結構違いがでるので、部品選びも重要ですね。色々相談して決めましょう!
と、いうわけでC2の限定カラーでした。
現在、次のスペシャルエディション”ARENBERG / Hell of The North”も予約開始していますし、リミテッドの新色”WHITE & PINK”も出ました!
春に向けて、色々と準備するなら今でしょ。
まってます