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2019年5月16日

色々できるぞストラグラー!(その2)シングルギア×ディスクブレーキなアーバンクルーズ仕様! / SURLY Straggler (700C)

はい、そんなわけで今回もサーリー『ストラグラー』のご紹介!

前回、「シングル化してもテンショナーが要らないんですよ」なんて書きましたが、そう、最近のロードバイクはストレートドロップとかバーチカルドロップとか言うらしい『開口部が真下方向』なカタチ。こっちはホイール軸を奥まで押し込めばフレームと水平になる楽ちん仕様。今やクイックレリーズ固定のロードバイクのリアエンドほとんどコレです。

なんですが、ストラグラーとクロスチェックは『開口部が斜め前方下向きで深め』なカタチ、トラディショナルなロードエンドなんです。昔の一般的なカタチね。左右の深さを合わせないと軸ズレしたりと少々面倒ですが、チェーンテンションもホイールベースもちょっとだけ変えられます。タイヤクリアランスなんかも変わるので、自由度が高いのがメリットですね。

ほんで今回は『chub SINGLE MTB hub(F100/R135mm × 9mmクイック&ボルト固定式 × ディスクブレーキ × クラシックなシングルギアMTB専用軽量カーボンアルミハイブリッドハブ/前後32H』を軸に、オーナー様の好みとか色々混ぜ込んで煮詰めてイイカンジに・・・

ほんなこんなで1×1アドベンチャー完成!

構成部品の少なさが細身のスチールフレームを引き立ててる感じ

バーテープやタイヤサイドのブラウンがフレームの淡い緑と相まって落ち着いた印象

中継部品をブラックでまとめたシンプルな外観

シンプル=カッコイイ

ディスクブレーキで太いタイヤのシングルロードバイク・・・いいじゃない。

しっかり走ってしっかり止まって、乗り心地も良くてカッコイイとか最高じゃないですかーヤダー!

SRAMのダブルタップ型(ダブルタップ抜き)ブレーキレバーは引き感も良く、何よりブラケット剛性がしっかりしてて持って安心なカンジ

ハンドルはなんかエアロっぽいMASHの何かでしたが、FIZIKのバーテープでフルカバーしてしまいました。ライト類はまあ、バンド式のヤツなら付くから問題無いでしょ、ダボ穴使って直接固定してもイイカンジ

削りがクッソイケてるNITTOのなんとかステムのブラック。軽量高剛性で見た目も○!

ヘッドパーツは絶版のChriskingマンゴー。淡い系のフレームカラーにベストマッチですね

グラフィカルなCinelliのサドルとNITTOの名作S65ポスト

クランクはレーシングピストの鉄板、SRAMオムニウムにIZUMIチェーンの組合わせ。あふれ出るヤル気

BBもChrisking、ThreadFit24のマンゴー!アルマイトメタリックの輝きがポイントで効くぞ

でっかいけど軽いリアハブはボルト固定式。センターの筒がカーボンでフランジから再度はアルミ、ベアリングは当然ステンレスのカートリッジで回転もバッチリ。chubやるやんけ・・・ちなみに絶版パーツ

ハブ径がデカイので、フランジもワイドでハイトがあるつくり。剛性感もバッチリってな

よく見るとサーリーのSロゴが刻印されたエンド。RDハンガーも一体式で同色に塗装されてて気にならない位置

ディスクローターとキャリパーはSRAMのAvidのセットで安心の効き

丸っこいテーパーがカワイイフロントハブはクイックレリーズ固定式。こちらもハイ&ワイドなフランジがポイント

止まるって大事やで

SIM×PANAのブラウンサイドタイヤVOLUMMYはもっちもっちした柔らかい乗り味が特徴。お尻に優しい

chubのオモシロハブにDTのバテッドスポーク、ほんでわざわざMAVICの旧型オープンプロで組んだステキ不敵ホイールですが、組んでしまえば奇っ怪な感じも無くスッキリした印象ね、ほんで良く回る!

ストラグラーマジ万能!

そんなこんなで、絶版カラーのフレームに絶版のハブにリム、同じく絶版のヘッドとBBとか使っちゃったのでまったく同じ仕様はもう作れませんが、ストラグラーフレームでピストはメッチャアリですね。

遠くへ行くのにしんどくなったら後から多段変速の駆動系に換装しても良いし、この状態でキャリアとかバッグ類とか装着してもイイカンジ。

一台でなんでもやれるバイクをお探しの方に・・・サーリーのストラグラーですよ!

スッキリしたアウトライン

気負わず乗れて、やったら頑丈。走行性能も制動力も高いぞ