The Black Wing / Chapter2 RERE (RIM BRAKE / Matte&Gloss Black)
はい、今回もチャプター2のエアロロードRERE!
でも前回のバイクとはずいぶんイメージが違うでしょ?そう、グロスブラックとマットなカーボン地の組み合わせ”マット&グロス”カラーはギュキュッと引き締まったイメージで、こちらもカッコイイんです。
前回は爽やかな”パールホワイト”カラーのフレームで”優しさ”にフォーカスを当てましたが、今回は中々にハードな構成。しっかりと攻めの走りもできるって事をアピールしたいと思います。
はい、もうかっこいい
実際よく走るんですよ、しかも最近のトレンドとは違う方向で。「ウィップ感があって、スピードが伸びるフレーム」ってやつです。近年はやたらと剛成感と反応の良さが重視される風潮ですが、実際のとこロードレースは持久走なので『速度は長時間維持できなきゃいけない』わけです。したっけ疲れにくい特性は武器なんですね。みんながプロレーサーの脚と心臓を持ってるわけじゃないもんね、マジで。
拘りのグラフィック
ただの真っ黒じゃありません。マットな部分はカーボン地、フォーク内側やチェーンステー内側にはグロスブラックでマオリパターン(柄)をドロー。トップチューブ上面やヘッド前面にはブランドカラーのエメラルドグリーン(NZの海の色)のライン、中にはやはりマオリ!デザインセンスに関しては疑いようも無いですね、流石はプライドデザインといったところ。アメリカンともヨーロピアンとも違う、独自のエッセンスはマジでイケてます。
電動シフターサイコー
ワイヤー内装式のエアロカーボンハンドルに加えて、コンポにアルテグラDi2を据えたため、ワイヤリングもスッキリ系。コンパクトなSTIは片側3ボタン式なので、上部突起を掴んでればリア変速が可能。ついでにスプリンタースイッチもついてるので下ハン握りでモガモガしてる際も大丈夫!効率的かつ最小限の労力で、必要な時に必要なギアを選択し推進力を維持する。電動シフトシステムの恩恵受けまくりな感じですね。
コンポはR8050シリーズ
良いぞ!
あ、マヴィック取り扱いはじめました
一部ではなんだかんだ言われてますが、結局レーシングホイールのリーディングカンパニーと言ったらココなんですよね。スタンダードってヤツね。まーなんつってもラインナップが多くて価格帯も色々あって、ほんでなんかタイヤとかオマケ(USTの場合はチューブレスキットも入ってる)も付くのでお得な感じです。あとユーザーからの評判も良い。
ウチのお薦めホイールと言えば Rolf prima ですが、ロルフは全体的に伸び感重視のエンデュランスレーシング指向で、あとエントリーグレードが無い(エコノミーシリーズはあるけども・・・ね)って事もありまして。ほんで王道のカッチリレーシーなホイールブランドも欲しいぞって事でマヴィックさんに白羽の矢的な素敵サムシング。反応性重視とかならこっちもどう?って感じですかね。練習に最適なロープロなアルミウィールから、ゴ太いスポークで堅ーく組まれたレーシングカーボンラインまで色々揃えているので、選択肢としてイイカンジですね。あとチューブレスが得意。コレ重要。
・・ですが、今回は敢えてUSTでは無くクリンチャーのコスミックプロカーボンを選択。
空力特性に優れたミッドハイな45mmのリムハイトと、アルミのブレーキ当たり面を持つハイブリッドウィールで、カーボンの軽さとアルミの安心感を併せ持つ感じ。重量も1600g台とリムハイトに対してはそんなに重く無いので、どこ行くにも使えるステキ仕様ね。
そんなわけでできました、ガッツリ攻めちゃう系REREさん。
カッチリ系ミッドハイトホイールとエアロフレームの相性が悪いわけ無いじゃない!
見た目は渋くキメつつ、どこでもビュンビュンイケるバイクになりました。
ちょっとハンドルとかDHバーとか仕様変更したらTTとかトライアスロンのロングディスタンスとかも全然イケます。コイツはマジオススメ。
☆近いうちに試乗会やります。興味の有る方は告知見逃さないでくだだい