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2019年3月8日

RIDE? ornot!? / Chapter2 TERE (Rim-Brake) SPECIAL EDITION “ORNOT”

2018年夏、いきなり事前告知も無しに発表され、たった2週間の受注で規定数が終わってしまったチャプター2の世界100台限定スペシャルエディション”ORNOT”コラボモデル。

C2は、リーダーのマイク・プライドによるグラフィック&カラーデザインがクールなブランドイメージの牽引役として大きな核になっているワケですが、ORNOTもアメリカはサンフランシスコあたりでやってる「市場の製品に満足できないわがままな人による新興ハンドメイドジャージブランド」だけあって、そのソリッドなセンスは抜群なんですよね。

したっけ、共に一部のコアなサイクリストのハートにぶっ刺さってるわけですが、まあ一緒にやって、ORNOTがフレームカラーデザインしたらどうかって。そりゃイイじゃろってわけですよ、実際。

ほんで、短い予約期間や内容の変更などすったもんだありましたが、ラモーンズでも3台確保。も、あっという間にSOLDとなってしまったので、とりあえず自慢したいとおもいます。

タイトルみたいに「乗るの?乗らんのん?すぐ決めて」みたいな問いに即答したオーナーさん達、いい目してますよ、マジで

軽さと調整の容易さで安心のリムブレーキ仕様

というわけで、まずはリムブレーキ仕様からご紹介。

リムブレーキ仕様の良さと言えば

  1. 整備・調整が簡単
  2. 部品点数が少なく軽い
  3. ホイール軸受け部の剛性が高すぎないため、車体のしなりを生かせる
  4. ホイールをはじめ、今までの部品が流用出来る

こんな感じでしょうか?

ほんで、今回はこんな感じになりました!

メインカラーとなる明るめのマットグレーに随所でポイントが入る

少し角度をつけるとフォークとチェーンステー内側のイエローがバキッと映える。演出が上手い

角度を変える度に印象が少し変わる。シック系なんだけど目に残る感じ

想像通り…イイわコレ

もうなんか面倒くさい事言っても仕方無いですね、最高です。

こちらのフレームはなんと栄えある”ナンバー7″!数字は選べないので、コレは嬉しい

フォーク内側のフローイエローが鮮烈。フォークは左先端外側のみ、ステーは右外側のみに「蝶ネクタイ」のグラフィックが入る

シートチューブ後部にさりげなく入ったORNOTのブランドロゴ

コンポーネントはSRAM e-tapでシンプルに

シンプルな設計と構成で、軽さと使いやすさ、堅牢さも併せ持つ事に成功し、シマノ一局になりかけたコンポーネントの選択肢を広げたSRAM RED e-tap。基本的に操作に使うボタンは2つしかないから、なーんも考えなくて良いです。ライドだけに集中して全力で楽しんでください。

ハンドルはZIPPのSERVICECRUISE 、レーシングアルミハンドルではテッパンのイッピンです

1ボタン式のミニマム構成で直感的な操作が魅力のSRAM【e-tap】ブラケット。バーテープはクッション性とグリップ力が高いSPAKAZ のS.S.K

実は他社に比べてメッチャ広いアジャスト幅を持ってたりするSRAM REDリムブレーキ。REDだけこの形状ってのもあってスペシャル感高め

平行移動ではなく、ヨーイング(扇状のスイング)で変速するのがSRAM流。RED【e-tap】ディレイラーは電池が前後共通なので、出先で交換も出来ちゃったり色々良い感じ

SRAMなのに変速の無理矢理感が無くなって優等生になったRED【e-tap】RD。ラモーン個人的にはSRAMのワイヤ式変速機の「頑張って変速させてます感」が大好きなのですが、これはこれでイケてる

剛性が高く、各ギアごとの食い込みやセンターズレの無い一体型のカセットスプロケット。クッソ軽い

無線変速操作のe-tapなので、シフトワイヤ引込口にはフタしちゃいましょ

コレもビックリするほど軽いSRAM Red クランク。当然BB規格は【GXP】ですよ

シューズの固定力に定評の有るビンディングペダルと言えばSPEED PLAY。クラッチ機構がシューズ側のため、ペダルが小さくまとまる事でデザインの邪魔にならないのもポイント

BBはやっぱりWISHBONE。フレームにはBB865とマークされていますが、実際はBB86ですね(同規格の幅が86.5mm

オプションの0mmセットバックカーボンシートポストに合わせるのは、plologoのZeroⅡ Tirox サドルのナロータイプ

足元にはRolfprima VIGORで巡航もバッチリ

走行性能に大きな影響を与えると言えばホイールとタイヤ。ここはラモーンズオススメのRolf primaから、オールマイティな32mmアルミホイール【VIGOR】をチョイス。速度の伸び感が良くて、横風の影響を受け難くて、キックバックも少なめ。と、ロングライドにもピッタリの性格がマジ最高です。
転がりの良さなんかビビるよ、最初。いやホントに。

あとカッコイイです。果てしなくカッコイイ。

Rolfplima【VIGOR】 2019モデルではスポークの数が増えたことで剛性アップ。踏み込みに対するレスポンスが良くなっている

スポーツタイヤながら圧巻の抗パンク性能を誇るContinental 【Grand Prix 4Season】。グリップ力も十分に良く、サンデーレーサーにオススメのクリンチャータイヤ

USスペシャル的な

カラーリングデザインはORNOT、コンポはSRAM、そしてホイールにRolfと、US風味タップリのスペシャルになりましたね。
まあ軽くて速くてカッコイイ、コレ。ね

ってなわけで、良いでしょ?コレ

ディスクブレーキ仕様もね

やはり同カラーのタマ数が圧倒的に少ないので、持ってるだけで嬉しいってのもポイントだし、何より少ししか作らないので、凝ったデザインがいけるって利点が有ります。

小さなブランドなので、LIMITEDとかの500台って枠だと結構考える余裕が有りますが、SPECIAL EDITIONは思いの外・・・多くて100台、少ないと15とか35とかアホみたいな少量しか作らないし、事前告知が無い場合が多いのであっと言う間になくなります。

お店での予約確保もできますので、もし、C2のSPECIALで悩んだら早めの決断をば。(僕も初期のSE、BRITISH RACING GREENを悩んでたら売り切れた覚えが・・・)